タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2008年06月14日(土)

先生というだけで [タイで生活]

ソムタム屋さんのおばちゃんには「先生という職業は、皆から尊敬される」と言われ、娘さんを誇りに思うおばちゃんの笑顔に否定はできなかった。

それでもたまに、「先生がそんなに偉いのか」と思うことがある。

偉そうな態度の先生を見るときにもそんな風に思うけれど、それよりも疑問なのが相手が「先生」だと分かった途端に態度を豹変させる人達だ。

先日出会ったのは、自分自身も「先生」をやっている人。
その人は最初、だんなさんのことを「ノーン」と呼んだ。
ノーンは年下とか目下の人間を表す言葉。だんなさんに対する態度も、明らかに目下の者の対する態度だった。そういう性格の人なのだろう、と気にせずにいたのだが、その後突然の変化があった。

明るい笑顔で礼儀正しく挨拶をし、丁寧な口調になったのだ。

どうやら、だんなさんが「先生」である、という情報を仕入れたらしい。たったそれだけのことで、この豹変。

突然腰が低くなったその人を見ながら、その人に悪気はないと知りながらも「興ざめ」という言葉が思い浮かぶのだった。

Posted by てんも at 08時13分   パーマリンク

2008年06月13日(金)

ソムタム屋さんの大学院生 [タイで生活]

画像(320x239)・拡大画像(640x479)

ソムタム屋さんの大学院生

ソムタムは、熟す前の青いパパイヤを利用したタイ風サラダ。

唐辛子を入れるから、もちろん辛い。
でも、我が家のお気に入りのソムタム屋さんは、客の好みを熟知しているため、辛いのが苦手の私でもパクパク食べられる味にしてくれる。

そのおばちゃんの娘は、そろそろ大学院を卒業するという。
たまに学校が休みの時はお店を手伝っていることがあるが、おばちゃんに似た、がっしりタイプで温かい雰囲気のする子だった。
「大学院だったの!?優秀だね〜」
驚く私に、おばちゃんは嬉しさを隠そうとせずに答えた。
「私は学がないから、大学院ていってもよく分からないけど、娘が勉強したいことがあるならその道を進めばいいと思ってるんですよ」

娘さんは、教授から大学に残って先生になることを勧められているそうだ。
「先生はいいですよね、何と言っても、皆から尊敬される職業だし。ね、先生?」
ニコニコ話すおばちゃんに話を振られて、だんなさんも、カップ(はい)としか言えなかった。

おばちゃんは、娘さんが先生になることを誇りに思っている。
タイにおける「先生」という職業は、未だに非常に高い位置にあるらしかった。

Posted by てんも at 10時56分   パーマリンク

2008年06月12日(木)

パンの味を思い出す [タイで生活]

画像(320x239)・拡大画像(640x479)

パンの味を思い出す

買い物の途中で入ったレストランで、パンが焼ける香りをキャッチした。この香ばしさ・・・。
その瞬間、注文する品をホットサンドイッチに決定。

コレステロール下げよう作戦を開始してから、パンはあまり食べなくなっていた。でもこの香りには抗えない。

出てきたパンは、サクサク、しっとり。
あぁ、菓子パンも良いけれど、食パンの実力もなかなかだったのだな、と思い出す。

本当にパンの味を楽しむには、食パンが一番なのかもしれない。もっと食べたくて、食パンを買って帰ってきた。
明日の朝は、紅茶をいれてパンを焼こう。もちろん、温野菜も添えて。

Posted by てんも at 07時15分   パーマリンク

2008年06月11日(水)

信号が動く日 [アメージングタイランド]

画像(320x239)・拡大画像(640x479)

信号が動く日

人間というのは不思議なもので、毎日見ているものでも、自分の興味外のものについては一切「見えていない」状態になるようだ。

信号もその一つ。

毎日通過している道の、こんなところに信号があったの!?
と、気付くのは、信号が本当に動き始めてから。
ただ点滅しているだけだったり、沈黙している信号は信号として認識されない。

新しく設置された信号が、設置後すぐに動き始めるのなら、ドライバーも納得できる。しかし、設置後半年以上使われない場合、「そこに信号がある」という事実が忘れ去られる。

そういう認知されていない信号が突然動き始めると非常に危険なのだ。
「今日から使いますよ」というアナウンスもなく、突然動き始める信号。
そんな場所に信号があったことすら忘れていた人たちは、混乱して車をぶつける。

そんな光景をよく見かけると、逆に不思議になる。日本では、新しい信号の使い始めはどうやってドライバーに告知するのだろう。大きな看板でも立てるのだろうか。

Posted by てんも at 13時34分   パーマリンク

2008年06月10日(火)

南部カレー炒め [タイ料理]

画像(320x239)・拡大画像(640x479)

南部カレー炒め

エビとソラマメのカレー炒めに見えるけれど、この豆はタイ南部の豆、サトゥー。

渋みと苦味があって、独特の味なのでタイ人でも苦手な人はいるらしい。
カレー味で炒めてしまうと特に気にならず、ソースをご飯にかけて、どんどんお代わりしたくなってしまう。

でも結構辛いので、辛いのが苦手な私はこれを食べただけでも汗ダラダラ。「顔が真っ赤だよ」と言われてしまった。

1皿 30バーツ(約100円)

Posted by てんも at 00時09分   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

6

2008


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
連絡先:
タイ語翻訳に関するお問い合わせは、↓のリンク集最後の翻訳会社GIPUまでお願いいたします。

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog

コミュニケーションをもっと快適に タイ語翻訳会社ジーアイピーユー