2008年06月11日(水)
信号が動く日 [アメージングタイランド]
人間というのは不思議なもので、毎日見ているものでも、自分の興味外のものについては一切「見えていない」状態になるようだ。
信号もその一つ。
毎日通過している道の、こんなところに信号があったの!?
と、気付くのは、信号が本当に動き始めてから。
ただ点滅しているだけだったり、沈黙している信号は信号として認識されない。
新しく設置された信号が、設置後すぐに動き始めるのなら、ドライバーも納得できる。しかし、設置後半年以上使われない場合、「そこに信号がある」という事実が忘れ去られる。
そういう認知されていない信号が突然動き始めると非常に危険なのだ。
「今日から使いますよ」というアナウンスもなく、突然動き始める信号。
そんな場所に信号があったことすら忘れていた人たちは、混乱して車をぶつける。
そんな光景をよく見かけると、逆に不思議になる。日本では、新しい信号の使い始めはどうやってドライバーに告知するのだろう。大きな看板でも立てるのだろうか。
Posted by てんも at 13時34分