2009年03月03日(火)
土地を買う理由 [タイで生活]
モーリさん夫妻が故郷の北部に土地を買うことにしたらしい。
たまたま、掘り出し物の物件があったのだと言う。
「なんでまた北部に?遠いじゃない?」
という親戚のおばちゃんの疑問に対するモーリさんの答え。
「洪水が来たとき、この辺りにいたらひとたまりもないから。その点、北部なら標高も高くて安心でしょ」
「また」だ。
最近いろいろな機会に耳にする「洪水の危険」。
それがどういう根拠でささやかれているのか分からないのだけれど、洪水のリスクに備えて比較的高い場所に土地や家を購入する人が結構いるらしいのだ。
それも、すぐに引っ越す訳ではなく緊急時に備えて「買っておく」のだ。
温暖化で水位が上がるのか、それとも大地震が原因なのか、その根拠の部分までをしっかり説明してもらう機会がないのだが、「洪水対策」はホットな話題らしい。
ここで、小さな疑問。洪水に備えて土地や家を用意しておいても、本当に洪水が来た時に引っ越している時間の余裕はあるのだろうか。
もちろんこんな疑問は、土地を買う話で盛り上がって凄い勢いで購入手続きを進めているモーリさん夫婦には聞けないのだけれど。
Posted by てんも at 00時35分