2009年03月07日(土)
仕送り [タイで生活]
モーリさんご主人(夫父)が田舎に仕送りをしている、と知ったのはつい最近のことだ。
北部の田舎で暮らしているのは、モーリさんご主人(夫父)のお姉さん夫婦。
農家で土地はたくさん持っているが、夫婦とも引退して定期収入がないそうだ。
お姉さん夫婦には子どもが4人いて、子ども達それぞれが月に2000バーツ(6000円弱)ずつ送金していて、さらに弟であるモーリさんご主人(夫父)も送金している。合計で月に1万バーツほどの仕送りになる。田舎でマイホーム暮らしならこの金額で1ヶ月の生活費に十分なのだろう。
モーリさんご主人は、これ以外にも北部から出てきた姪を自宅に預かって、看護専門学校に通わせて卒業までの学費を面倒見ていたそうだ。だんなさんにとっては従姉妹にあたるこのお姉さんと、だんなさんは子どもの頃本当の姉弟のようにして育ったらしい。
仕送りや学費の負担を、モーリさんご主人は特に気負いもせずに「できる範囲でできることをやる」感覚でやっている様だ。
この感覚は見習いたいと思う。
Posted by てんも at 00時23分 パーマリンク
2009年03月06日(金)
水を飲む量 [タイで生活]
タイに来て、水を意識することが多くなった。
最近は確実に水を飲む量が増えてきた。
タイに来てから、周囲から「水を飲みなさい」と言われる機会が増えた。
ナースをしている親戚のお姉さんは患者さんにも風邪をひいた親戚にも、「水をたくさん飲みなさい」と言い続けている。
赤ちゃんも、ミルク入りの哺乳瓶の隣には必ず水入りの哺乳瓶が置かれていて、ミルクと交互に水を飲ませている。
この暑さだし、水を体に入れることは悪いことではないと思う。朝起きたらコップ一杯。オフィスに到着したらコップいっぱい。仕事の合間にもゴクゴク。
今では、「菓子パンを水なしで食べられる」ことを特技としていた10代の頃が信じられない。
Posted by てんも at 00時31分 パーマリンク
2009年03月05日(木)
15年間の無償教育プロジェクト [タイで生活]
日本からも定額給付金のニュースが聞こえて来るけれど、タイでは月収が15,000バーツ未満の給与所得者向けの2,000バーツの給付が実現することになった。
スタッフはワクワクしながら社会保険事務所への申請を行っていた。
そして今日は、無償教育に関する書類を見る機会があった。
公立の小学校が保護者に配布したもので、15年間の無償教育プロジェクトに関するアンケート調査。
このアンケート用紙によると、小学生は制服代として360バーツ、学用品代として195バーツが支給されることになったらしい。
アンケートは、保護者に対しこの支給を受けるか受けないかを問うもの。
支給を辞退する場合、受け取らなかった金額は、より恵まれない地域の学校の支援金として活用されると書いてある。
そして、辞退した保護者には感謝状が贈呈されるのだとか。
このアンケート結果はおそらく公表されないと思うけれど、辞退者の割合はどの程度なのか、見てみたい気がする。
Posted by てんも at 00時11分 パーマリンク
2009年03月04日(水)
車を洗うと雨 [タイで生活]
笑っちゃうくらいの確立で、だんなさんが車を洗うと雨が降る。
雨が降ると車が汚れるので、また洗う。すると、また降る。
おかげで先週急激に気温が上昇して暑かったのが、少し涼しくなった。
太陽もギラギラ照りつけてこない曇り空で、過ごしやすいお天気といえるのかもしれない。
でも、野菜干し生活は開始から2日で中止することになった。
先週干した小さめの大根は、あっという間に縮んで、大さじ3杯くらいの分量になった。
オフィスがエアコンで乾燥するので、太陽が出ていない時はオフィスの中で大根を干そうかと半ば本気で思う。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2009年03月03日(火)
土地を買う理由 [タイで生活]
モーリさん夫妻が故郷の北部に土地を買うことにしたらしい。
たまたま、掘り出し物の物件があったのだと言う。
「なんでまた北部に?遠いじゃない?」
という親戚のおばちゃんの疑問に対するモーリさんの答え。
「洪水が来たとき、この辺りにいたらひとたまりもないから。その点、北部なら標高も高くて安心でしょ」
「また」だ。
最近いろいろな機会に耳にする「洪水の危険」。
それがどういう根拠でささやかれているのか分からないのだけれど、洪水のリスクに備えて比較的高い場所に土地や家を購入する人が結構いるらしいのだ。
それも、すぐに引っ越す訳ではなく緊急時に備えて「買っておく」のだ。
温暖化で水位が上がるのか、それとも大地震が原因なのか、その根拠の部分までをしっかり説明してもらう機会がないのだが、「洪水対策」はホットな話題らしい。
ここで、小さな疑問。洪水に備えて土地や家を用意しておいても、本当に洪水が来た時に引っ越している時間の余裕はあるのだろうか。
もちろんこんな疑問は、土地を買う話で盛り上がって凄い勢いで購入手続きを進めているモーリさん夫婦には聞けないのだけれど。
Posted by てんも at 00時35分 パーマリンク
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