2009年06月27日(土)
キムチ騒動 [タイで生活]
それは、私が「キムチを作ろう」と思い立ったことから始まった。
材料は白菜とか人参とか唐辛子とか、全て市場で入手できるものばかり。
タイの粉末唐辛子はタネが混ざったまま売られている。それを「茶こしでこす」のだということをどこかで読んだことがあったので、やってみた。たしかに、ふるいにかけた後に残ったのはさらさらの粉状の唐辛子。
そうして出来上がったのは、なぜか超激辛キムチ。
自分で作ったけど、自分で食べることはできない、という情けない結果に・・・。
仕方ないので辛さ上級者のスタッフや知人に引き取ってもらった。ソムタムを食べるように食べてくれたらしく、好評だった。
その後、実は教えてもらったレシピの唐辛子の量が間違っていたことが判明。通常の2倍の唐辛子を入れてしまったのだった。辛いはずだ。しかも、そのレシピは「韓国唐辛子」を使用するものだった。私が使ったのはタイの唐辛子だ。辛さの質が違うのかもしれない。
サンプルにもらった韓国唐辛子は、タイの茶色がかった唐辛子と比べると赤い。この赤が、キムチの赤になるのだと納得。
レシピを教えてくれた友達が適正量の唐辛子を入れて作ってくれたキムチは、見事に赤くてうま味もあって、私でも食べることができた。
Posted by てんも at 00時23分