2009年06月10日(水)
チャオムのベーコン炒め [タイの野菜・地産地消]
タイの野菜は暑さに強く、体にも良さそうだと思う。
目が良くなるパックブンは虫も付かないので、水やりだけでドンドン成長する。
クンチャイなどの香味野菜も、その強い香りからして体によさそうだ。お医者さんにもコレステロール値を下げる野菜として紹介されたことがある。
だからタイの野菜をどんどん普段の食卓に取り入れようと思うのだけれど、タイ野菜のタイ風調理は問題ありだ。
なぜかというと、私は辛い物が苦手だから。
タイで一般的な、香味野菜を茹でて温野菜にしてナムプリックをつけて食べる、というのも、気分転換にたまに食べるのであればいいけれど、頻繁に食べるのはちょっときつい。
そこで挑戦しているのが「タイ野菜のタイ風じゃない食べ方」
今回の実験対象は「チャオム」。香りが強くて、この野菜を買うと車内に匂いが充満する。見るからに解毒作用がありそうな、頼もしい野菜だ。
タイではタマゴに混ぜて焼き、厚焼きタマゴ風にしてナムプリックを付けて食べるのが一般的。
先日はひき肉と炒めてそぼろ状にしてみたけれど、いまいちだった。
今回はベーコンと炒めて白ごまを散らしてみた。
多分タイの人にとっては「あり得ない」調理法だと思う。でも、この組み合わせは意外にも相性が良いようで、だんなさんもペロリと食べた。
今回は慎重にチャオムを混ぜたけど、次回はもっと大胆にチャオムの量を増やして、ベーコンは半分以下に減らしても大丈夫そうだった。
Posted by てんも at 00時27分 パーマリンク
2009年06月09日(火)
個人情報の取り扱い [タイで生活]
「おばあちゃん先生」と呼んでも多分失礼にはあたらない、そんなベテラン先生とお話をする機会があった。担当クラスは小学1年生。
そのベテラン先生が、教員経験何十年の中で「今年初めて」という経験をしたという。
タイの学校では、学校入学時に、生徒の住民票、親のIDカード等、個人情報が詰まった資料を大量に提出させる。
「そういう決まり」なので保護者側もそれに従っているのだが、今年、ある保護者は住民票に「個人情報保護に関する法律の条文」を添付して提出したそうだ。
ご丁寧に、個人情報の取扱注意に関する文に下線が引かれていたそうで、つまりは「個人情報を気軽に扱ってくれるな」という主張だ。
個人情報の扱いに敏感なところが、「海外帰り」的な香りが漂う。
「学校がおかしな目的に生徒の情報を利用するとでも思っているのかしら。まったく訳がわからない。こんなことは初めてよ」とおばあちゃん先生は憤慨していたけれど、日頃から個人情報の取り扱いに疑問を持っていた私は、こっそり心の中でその海外帰りらしき保護者に拍手を送った。
Posted by てんも at 00時23分 パーマリンク
2009年06月08日(月)
差し入れの分量 [タイで生活]
住宅ローンの仮審査にパスしたことがよほど嬉しかったのか、おつかいに行った帰りにスタッフが揚げバナナを買ってきてくれた。
それはそれで嬉しいんだけど、お皿に入れてくれた一人前の分量としては多すぎやしないか。
虫歯対策で間食を止めようとしていたり、コレステロール対策で揚げ物はあまり食べないようにしていたり、持参したおにぎりとお漬け物のお弁当を食べるのを楽しみにしていたり、
もらうとしたら、この量の半分ぐらいがちょうどいいのだけれど、ニコニコとお皿を差し出してくれたスタッフの善意100%の顔を見ると断るのも申し訳なく、結局ほとんどを食べてしまったのだった。
Posted by てんも at 00時26分 パーマリンク
2009年06月07日(日)
彼女がマイホーム購入を急ぐ理由 [タイで生活]
マイホーム購入のために日々奮闘中のスタッフ。
彼女が住宅の購入とローン契約を急ぐには訳がある。
住宅の購入が決定したら、「住宅購入」と「彼との結婚」を家族に報告するつもりなのだ。
彼女は彼を家族に紹介する前に彼と連名のローンを組んでしまった。
一方、彼の家族も、「婚約者」として彼女のことを認識してはいるものの、連名ローンのことはやはり知らないという。
順番が逆では?と思うのだけれど、彼女は住宅購入を先に決めてしまいたいらしいのだ。
そして一気に家族に説明するつもりらしいのだ。
住宅の購入という既成事実を作られてしまった後に結婚の報告、これは親としてはなかなか受け入れづらいことだと思う。
「お母さんは多分大丈夫だけど、お父さんはすぐには認めてくれないかもしれません」
彼女はケロッとそんなことを言う。どこの国のお父さんもせつないものだなぁと思った。
Posted by てんも at 00時21分 パーマリンク
2009年06月06日(土)
買い物袋 [タイで生活]
最近野菜は週に2回まとめ買いをしている。
ぬか漬けを始めるようになったおかげで、さらに野菜の消費料が増えた。
それで、袋一杯に野菜を買い込むことになるのだけれど、その袋を、野菜売りのお姉さんは私に渡してくれない。
重いから、と気遣ってくれて、一緒に買い出しに行くだんなさんに渡すのだ。
だんなさんが別の場所で買い物をしている時など、
「あれ、今日はご主人まだ来ないのね、じゃここに置いておいてあげる」
と、奥の棚に置いてしまう。
袋の中には、大根とカボチャと人参、それに葉物野菜がたっぷり。たしかに軽くはないけれど、それでも片手で持てる重さだ。日本の主婦ならばこれにプラスして牛乳パックも買うだろう。皆さん、普通に持って歩いたり、自転車に乗ったりしている量だ。
タイの上流階級の奥様であれば、誰かに持ってもらってもいいかもしれないけれど、地方の市場で野菜を買っている私がこのまま「マダム」扱いされていてはいけない。
自分で食べる野菜ぐらい自分で持てなくてどうする。
次回からは「私が持てるよ〜!!」と言って、野菜の袋を受け取ってこよう。
Posted by てんも at 00時25分 パーマリンク
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