2009年06月07日(日)
彼女がマイホーム購入を急ぐ理由 [タイで生活]
マイホーム購入のために日々奮闘中のスタッフ。
彼女が住宅の購入とローン契約を急ぐには訳がある。
住宅の購入が決定したら、「住宅購入」と「彼との結婚」を家族に報告するつもりなのだ。
彼女は彼を家族に紹介する前に彼と連名のローンを組んでしまった。
一方、彼の家族も、「婚約者」として彼女のことを認識してはいるものの、連名ローンのことはやはり知らないという。
順番が逆では?と思うのだけれど、彼女は住宅購入を先に決めてしまいたいらしいのだ。
そして一気に家族に説明するつもりらしいのだ。
住宅の購入という既成事実を作られてしまった後に結婚の報告、これは親としてはなかなか受け入れづらいことだと思う。
「お母さんは多分大丈夫だけど、お父さんはすぐには認めてくれないかもしれません」
彼女はケロッとそんなことを言う。どこの国のお父さんもせつないものだなぁと思った。
Posted by てんも at 00時21分 パーマリンク
2009年06月06日(土)
買い物袋 [タイで生活]
最近野菜は週に2回まとめ買いをしている。
ぬか漬けを始めるようになったおかげで、さらに野菜の消費料が増えた。
それで、袋一杯に野菜を買い込むことになるのだけれど、その袋を、野菜売りのお姉さんは私に渡してくれない。
重いから、と気遣ってくれて、一緒に買い出しに行くだんなさんに渡すのだ。
だんなさんが別の場所で買い物をしている時など、
「あれ、今日はご主人まだ来ないのね、じゃここに置いておいてあげる」
と、奥の棚に置いてしまう。
袋の中には、大根とカボチャと人参、それに葉物野菜がたっぷり。たしかに軽くはないけれど、それでも片手で持てる重さだ。日本の主婦ならばこれにプラスして牛乳パックも買うだろう。皆さん、普通に持って歩いたり、自転車に乗ったりしている量だ。
タイの上流階級の奥様であれば、誰かに持ってもらってもいいかもしれないけれど、地方の市場で野菜を買っている私がこのまま「マダム」扱いされていてはいけない。
自分で食べる野菜ぐらい自分で持てなくてどうする。
次回からは「私が持てるよ〜!!」と言って、野菜の袋を受け取ってこよう。
Posted by てんも at 00時25分 パーマリンク
2009年06月05日(金)
ローンの限度額 [タイで生活]
なんとか家の建築が完了し、マイホームの夢へと一歩近づいたスタッフ。
銀行のローン審査も基本的には承認の方向という連絡が入った。
残るは物件の査定。ところがここでちょっとした問題が発生。
ローンの金額が、最初に銀行のセールスと話していた金額から10万バーツ低くなりそうだ、という。
彼女は必死で希望金額を融資してもらう方法を探した。
セールスが提示してくれた条件が一つ。
「クレジットカードを2枚お持ちですね。もし使っていないのであれば、利用をストップしてください。そうすれば、あと10万バーツの融資が可能です」
銀行は、クレジット情報会社を通じて彼女のクレジットカード情報を調査したらしい。
「たまたま持っていただけ」だったという彼女は、さっそくクレジットカードの利用停止手続きを開始するそうだ。
「利用停止の手続きにまた10日程度かかってしまいます・・・」
うんざりした表情の彼女を見て、家を買うにはいろいろと労力が必要なのだということがよく分かった。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2009年06月04日(木)
大きな買い物 [タイで生活]
いつも笑顔で元気なスタッフが、最近考え込むことが多い。
彼女には心配事があるのだ。
彼女は、大きな買い物をしている最中なのだ。
恋人と連名の30年ローンで庭付き一戸建てを購入予定なのだ。
すでに頭金7万バーツの支払いを終え、家の完成とローン審査を待つばかり。
なのだが、建築工事が予定通りに進まなかったり、壁もできていない段階で屋根の水漏れが発見されたりのトラブル続きで、彼女の表情も曇りがちの日々が続き、数週間前には「目当ての家をあきらめようか」とまで思い詰めていた。
それでもなんとか無事に家が完成し、次は銀行による物件の査定、という段階に進んだそうだ。
私はまだしばらくは家を購入することは考えていないのだが、実際にタイで家を購入することになったらどんな問題に対処しなければいけないのか、彼女にいろいろ教えてもらっている。
Posted by てんも at 00時01分 パーマリンク
2009年06月03日(水)
理想と現実 [タイで生活]
シーラチャの森の奥にあるお家に遊びに行った。
そのお家に初めて行くと、タイ人も日本人も絶賛する。
タイ人にとっては、都会から少し外れた田舎の環境の良い家。
日本人にとっては、一昔前の日本の風景を思い出すらしい。
たしかにそのお家にはモーリ果樹園の数倍の規模でバナナ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、パパイヤその他の果樹や色とりどりの花が咲き乱れている。
まさに、リタイヤ後の大人世代になったらこんなお家に住んでフルーツや野菜を育てたい、と思わせてくれる理想のお家なのだ。
その日も、珍しい花に誘われてさっそく木陰を散歩。
すると、一瞬で蚊の大群に囲まれた。
晴れた日の昼下がり、普通ならば蚊の出ない時間帯だけれど、木が生い茂っているこの場所は気温も上がらず、蚊の群れは元気よく飛び回っていた。子連れで来ていたお友達は慌てて子どもに虫除けスプレーを塗っていたけれど、「ユンラーイ(しま蚊)は病原菌を媒体するから危険なんだよね」と顔をしかめていた。
考えてみると、ミニ果樹園があるモーリ邸も蚊が多い。
蚊以外にも、得体の知れない小さな虫、ヘビ、サソリも出る。
そうなのだ。自然と共存する生活は、結構厳しい生活だったのだ。
「家庭菜園を楽しみたい」という私の理想の生活は、「毒を持つ虫や動物との共存」という、非常に大きな課題を抱えていることに、今さらながらに気がついた。
Posted by てんも at 00時03分 パーマリンク
【 過去の記事へ 】