2008年08月19日(火)
特別な人たち [タイで生活]
早朝の通勤、通学風景を見ていて、タイのもう一つの特権階級を発見した。それは学生。
交差点その他の混雑ポイントに立って交通整理をしている警官の前を、当たり前の顔をしてヘルメットをかぶらずにオートバイを運転する高校生が通り過ぎている。しかも後ろに友達を乗せて。2人乗り、3人乗りをしている。
最近はオートバイの取り締まりも厳しくなっているので、地方でも罰金を嫌う一般人はきちんとヘルメットを装着している。ヘルメットなしで警官の前を堂々と通過しているのは学生だけだ。
学生だから大目に見ているのか?
それとも朝の混雑時にいちいち取り締まりをしていられないのか?
特別扱いをされている学生を見ると非常に気になる。子どものうちからしっかりとヘルメットをかぶる習慣を身につけさせる方が大切だと思う。
交通整理といっても、走ってくる車に向かって「早く走れ」と手を振るだけで、本当に交通渋滞の緩和に役立っているのかどうか疑わしい働きをしている警察官もいる。そんな警察官には、子どもに対する安全教育の一環としてヘルメットなしの学生を注意していただきたい。
Posted by てんも at 11時13分