2008年09月11日(木)
本当の色 [タイで生活]
タイでおなじみの茹でた豆。かりかりの落花生しか食べたことがなかったので、初めて食べたときはフニャリとしたその食感に驚いた。
でも、慣れると「豆の味」がしっかり感じられてお気に入りに。第一、健康によさそうではないか。「天然のおやつ」は健康おたくにはありがたい。
先日市場で豆を買おうとしたら、見慣れた白いものとは違うので戸惑った。種類が違うのか?それとも季節のせいか?
いつもの白い豆より売れ行きはいいようだ。試してみよう。1袋20バーツを買ってみた。おつりをくれるときにおばちゃんが言った。
「これは漂白していないから、こんな色をしているの。」
なんと、私が見慣れていた白い殻は漂白したものだったらしい。天然の豆の殻は、こういう茶色をしているのだという。
スタッフに聞いてみたところ、お母さんのお手伝いで泥つきの豆を洗ったことがあるという人物発見。大変な重労働で、しかもいくら頑張っても漂白したような白さにはならないということだった。
漂白の工程は、見た目をよくすると同時に土を落として洗う手間を省くものなのかもしれない。
これからはなるべく茶色い豆を選ぼうと思う。

漂白済みの豆
Posted by てんも at 00時39分