2008年07月13日(日)
蚊に刺されない人 [アメージングタイランド]
スタッフがパチンと蚊を叩いて「うわ!」と声をあげていた。
なんと、2匹同時に叩いていたのだ。最近本当に蚊が多い。
それなのにこのスタッフは、蚊に刺されないという。その向かいに座っているタイ人スタッフは、ちゃんと(?)蚊に刺されているが、彼女の場合、たまに視線を横切るのがうるさい程度で、刺されて痒いということはないらしい。
だから彼女には蚊を殺生する理由はないのだけれど、私がかゆいかゆいと騒ぐので、気づくとパチンパチンとしてくれるのだ。
タイの住宅には、窓を開け放している家がある。虫が入ってくるのではないかと心
配になるが、住民はきっと彼女のように蚊に刺されない人種なのだろう。
このままずっとタイで暮らしていたら、私も蚊に刺されないようになるのだろうか。
Posted by てんも at 14時34分 パーマリンク
2008年06月17日(火)
スペアの車線 [アメージングタイランド]
週末は観光客でにぎわう通りを通った。平日の朝は静かなものである。
前方から、おなじみの逆送オートバイ。周りがいくら交通ルールを無視しても、私はマイペースに交通規則を守って運転している。
ところがその時、車線を見て急に不安になった。私は本当に正しい車線を走っているだろうか?意図せずして逆送していたりしないだろうか?
この車線の意味は一体・・・??
だんなさんに聞くと、
「気にしなくていいよ。この車線で合ってる。1本線はスペアの車線だから」
どうやら2本線は通常の場合、1本線は週末の混雑時に適用される車線らしい。
「スペアの車線」は、始めて知った概念だった。
Posted by てんも at 10時48分 パーマリンク
2008年06月11日(水)
信号が動く日 [アメージングタイランド]
人間というのは不思議なもので、毎日見ているものでも、自分の興味外のものについては一切「見えていない」状態になるようだ。
信号もその一つ。
毎日通過している道の、こんなところに信号があったの!?
と、気付くのは、信号が本当に動き始めてから。
ただ点滅しているだけだったり、沈黙している信号は信号として認識されない。
新しく設置された信号が、設置後すぐに動き始めるのなら、ドライバーも納得できる。しかし、設置後半年以上使われない場合、「そこに信号がある」という事実が忘れ去られる。
そういう認知されていない信号が突然動き始めると非常に危険なのだ。
「今日から使いますよ」というアナウンスもなく、突然動き始める信号。
そんな場所に信号があったことすら忘れていた人たちは、混乱して車をぶつける。
そんな光景をよく見かけると、逆に不思議になる。日本では、新しい信号の使い始めはどうやってドライバーに告知するのだろう。大きな看板でも立てるのだろうか。
Posted by てんも at 13時34分 パーマリンク
2008年05月30日(金)
閉じ込められた [アメージングタイランド]
エレベータに閉じ込められた。
順調に降りていたエレベータがガクンッと揺れて、次の瞬間に電気が消えて真っ暗になった。停電だ。
う・・・。
こんな時のためにカバンに入れておいたはずの小型の懐中電灯は前回の自宅での停電で使ったまま、まだカバンに戻していなかった。
その時、他の人が携帯電話を取り出してくれた。
ほのかな携帯電話の光で、暗闇がポォッと明るくなる。
状況は全く変わっていないのに、そこに明かりがあるだけで、どうしてこんなに安心できるのだろう。
非常ベルを押すと、ラッキーなことにちゃんと音が鳴って、ラッキーなことにたまたま真面目に勤務していた守衛さんが電話に出てくれた。
「何階で止まってますか?」
「真っ暗で何も見えません。何階だか分からない」
「ちょっと待ってくださいね」
守衛さんに位置が把握できるように中からコンコンと扉を叩いていると、まもなく守衛さんが外から扉を開いてくれた。
助かった〜!!
後から聞いたところによると、停電が原因で止まってしまったエレベータは、そのまま故障してしまったそうだ。
守衛さんがいうには「ハングアップ」してしまった、ということで、エンジニアが来るまでは使えないのだとか。
懐中電灯を持ち歩かなくても、停電の時には携帯電話を使えばいいのだ。また一つ、タイで生きていくための知恵を身につけることができた。
Posted by てんも at 10時11分 パーマリンク
2008年04月29日(火)
モツ鍋屋さんのメニュー [アメージングタイランド]
モツ鍋系スープを専門とするお店に行った。
「注文はテーブルの紙で」
と言われてテーブルの上を見ると、細かくメニューが書かれている。
麺の種類(スープを麺で食べるか、ご飯で食べるか選ぶ)
肉の種類(ひき肉か、薄切りか、肉団子か)
内臓の種類(モツとかハツとかレバーとか)
肉と内臓の種類は、「全種類」という選択肢まである。
完璧である。これならば、一人一人がメニューに強いこだわりを持つタイ人のお客さんにもばっちり対応できる。
注文時の間違いも少なくて済む。素晴らしいじゃないか。
と、関心していると、この紙を利用せずに口頭で注文しているお客さんがいた。
「全種類入れてね。でも、にんにく抜きでね」
うーん。そうきたか。
タイ人のお客さんの個人的な注文を網羅するには、このメニュー書きでもまだ不十分なのだった。
Posted by てんも at 11時26分 パーマリンク
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