2007年03月24日(土)
卒業の季節 [タイで生活]
バンコクに駐在していた同級生が帰国することになった。あまりに突然の辞令に、一番驚いていたのは本人らしい。
私にとっても、それはとても寂しいニュースだった。何気ない瞬間にバンコクで活躍している彼のことを思うと心があったかくなった。
タイに来てから知り合ったお友達ではなく、昔の知り合いがタイにいる。それがすごく不思議な縁に思えて、嬉しかったのだ。
商社マンは世界中どこの国でも流暢に英語を操り仕事をこなす。だからバンコク支社にも英語が得意な有能なタイ人スタッフが集められている。どの国の支社でも共通語は英語なのだ。でもその彼は、あえてタイ語を勉強した。仕事で来たこの国を大好きになったのだという。部下に向けたお別れの言葉もタイ語でスピーチするのは異例のことらしい。
将来はタイに帰ってくるから、銀行口座はそのまま残しておく。
そう言って日本に戻っていく彼と奥様が、タイに戻ってくる日を楽しみに待つとしよう。
Posted by てんも at 00時35分 パーマリンク
2007年03月23日(金)
運命の出会い [タイで生活]
その瞬間に出会ったからこそ、心に沁みる出会いというのがある。
映画でも本でも、別のタイミングだったらここまで感動しただろうか、ここまで心を動かされただろうか、と思うようなベストのタイミングでの出会いは嬉しい。
この「3週間続ければ一生が変わる」という本も、お友達の読書感想文を読んで本の題名を読んだら本一冊理解した気になっていたのだけれど、実際にプレゼントしていただいて目を通したら想像していた内容とは全然違っていた。
しかも、しばらく自分の中で未消化だった問題に対する答えが明確に示されていて、出会うべくして出会った本だったのだ、ということもはっきり分かった。
「良い習慣を身に付けること」の大切さを説いているのではなく、「身に付けることをお勧めする良い習慣」が挙げられている。自分の置かれている状態により、その時々でじっくりと読みたい箇所が変わる面白い本だと思う。
プレゼントしてくれたお友達に、心から感謝。
Posted by てんも at 05時02分 パーマリンク
2007年03月22日(木)
画面が大きくなった [タイで生活]
特に不自由は感じていなかったのだけれど、IT部門が私のPC画面を大きいものに替えてくれた。これまた「破壊と創造」の一つなのかもしれない。
LCD19インチのワイドスクリーンというやつらしい。それで今まで通り仕事をしようとしたら、画面の大きさに対して表示される文字の大きさが小さく感じた。だから文字サイズを少し大きくしたら、これがもうものすごく快適で、今までよりもスクリーンから離れて文字を打ったり読んだりすることができるようになった。ワードファイルを並べて二つ開いたり、辞書ツールを開きっぱなしにしたり、そんなことが当たり前にできてしまう。素晴らしい。
1日中PCに向かっていることが多いので、目に優しい環境に一歩近づいたことがすごく嬉しかった。
次は、山みたいに盛り上がっているキーボードを入手しようかと思っている。
Posted by てんも at 10時40分 パーマリンク
2007年03月21日(水)
つり銭 [タイで生活]
買い物をして支払う際になるべく小銭を使うように心がけない限り、小銭はすぐ増える。だから103バーツを払うときは、100バーツ紙幣1枚に1バーツ硬貨3個を出す。
お財布を開けて、小銭がほとんどない時は達成感すら味わってしまう。
ところがタイではこの方法が通じないことがある。
たとえば802バーツの買い物をしたときに、1000バーツ紙幣と1バーツ硬貨2個を出すと、「多すぎます」と2バーツを返されてしまうことがあるのだ。
この場合「1002バーツ払うから200バーツお釣りちょうだい」などと言うと、相手を混乱させてしまう。だから運が悪かったとあきらめ、198バーツのお釣りをもらう。
最近ではほとんどの店でつり銭が出ないようにする支払方法に対応してくれるようになったが、今日たまたま入ったセブンイレブンでは、「多すぎます」とつき返された。
久しぶりだったので、新鮮な気分すらした。
Posted by てんも at 11時10分 パーマリンク
2007年03月20日(火)
大人の時間 [タイで生活]
日本から来た懐かしい友人や、タイ在住ながらなかなか会う機会のない友人や、日本在住なのになぜかよくタイで会う友人など、たまたまこの時期にタイにいる人達で一緒に食事をした。総勢10名。
子どもの頃、放課後の教室や部活動を終えた後の帰り道に友達と夢中で話をした、あれと同じ感覚で身の回りの何気ない出来事について語り合ったり、笑ったり。
子どもの頃はジュースを飲みながらだったことが、お酒を飲みながらに代わるだけで、基本的に「さほど重要ではない、どちらかというと、どうでもいいこと」を話しているという点では昔も今も変わらない。
でも、笑うことで元気が出たり、明日への活力が出たり、なぜかその場にいる皆に良いエネルギーが沸いてくる気がする。
大人が集まってたわいない話で笑ったり、ごく普通のことで冗談を言いあったりして過ごす時間というのは、特別なことではないけれど、実はとても大切なことなのではないかと思う。
Posted by てんも at 07時44分 パーマリンク
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