2007年03月17日(土)
おかしなタイ語 [タイで仕事]
タイを旅行したことがある人ならきっとどこかで目にしたことがある「おかしな日本語」。
おやつのパッケージとか、ホテルの案内板とか。敬語の使い方が間違っていたり、日本語ではない謎の文字が使われていたり、バラエティーに富んだ「おかしな日本語」が存在する。
実は、それと同じことがタイ語でも発生している。
タイ向け製品の仕様書、説明書のタイ語の中には「?」というものも少なくない。
明らかなタイプミスもあれば、どうしてこうなるの?と首をかしげたくなるおかしな間違いもある。おそらくタイ語が読めない人がレイアウト作業を行ったのだろう、タイ語でないタイ語もある。タイ人には決してできない大胆すぎるミスもある。
先日依頼されたマニュアル書のチェック&修正は、タイ人スタッフが絶句していた。修正、マイナーチェンジの度に異なる人間により異なるフォントでつぎはぎされた過程がはっきりと見て取れるのである。
なんだかちょっと、そのマニュアル書が可哀想になった。
「これから印刷された分は、ユーザーに目を通してもらえますように」と祈りながら意味不明の単語を修正し、できる限りのお化粧を施した。
Posted by てんも at 05時51分 パーマリンク
2007年03月16日(金)
迷子 [タイで生活]
タイの大学生は卒業が確定してから就職活動を開始する。卒業前に企業から声のかかる学生もいるが、卒業したものの、半年経っても就職先が決まらない学生もいる。だから今の時期の4年生はいろいろ。
最近知り合ったある女子学生さん。企業から採用面接の呼び出しがあった。
「落ち着いて、しっかり受け答えするんだよ」
「どうしよ〜。会社の場所が分かりません」
「へ?」
「私大学の周辺以外に行ったことがないから、シーラチャって知らないんです」
「・・・はい?」
チョンブリ県内の大学に通っていながら、シーラチャに足を踏み入れたことのない学生がいるとは・・・
「会社の名前は?」
「えっと、確かソフトなんとかっていう名前です」
「行き方を先方に確かめた?」
「赤だか黄色のバスに乗ってー、なんとかって言うロータリーで降りて、アイロン屋の近くって言ってました。」
「・・・。分かってると思うけど、採用面接に遅刻は許されないからね」
「はーい。だから今から下見して来ようと思います」
彼女は実家から下宿先に戻ることができず、道端で泣いた過去を持っている。「面接がうまくいくこと」より面接先の会社から無事に戻って来ることを祈る学生も珍しい。
Posted by てんも at 05時19分 パーマリンク
2007年03月15日(木)
お父さんの背中 [タイで生活]
ご近所さんの新築住宅の内装を請け負ったのは、モーリさん(夫母)の昔の教え子。(モーリさんは早期退職する前は教師をしていたのだ)
彼女は学校が長い休みに入ると内装職人である父親の職場で遊んで過ごした。そうして、いつのまにか仕事の内容を覚え、今では父親と同じ内装職人として働いている。
女性の方が丁寧に仕事をすると、評判も上々なのだという。
手に職を持っている女性職人て、かっこいいと思った。
Posted by てんも at 00時10分 パーマリンク
2007年03月14日(水)
こだわりの果物屋 [タイ料理]
この果物屋は移動式。夫婦で夕方になるとピックアップトラックの荷台にどっさりの果物を積んでやってくる。
到着すると、まずはほうきを取り出してお掃除。落ち葉などをきれいに片付ける。そして商品を並べる。
並べ始める頃から常連さんが集まってくる。この果物屋はファンが多いのだ。何しろ「おいしい物しか売らない」というポリシーの下、自分達で選んだ商品しか並べない。時には食べたい果物がなかなか登場しないこともある。
「今の時期はおいしくないからね。」
だからここで売っている果物は本当においしい物ばかり。
今のお勧めはマプラーン。ビワのようにきれいなオレンジ色をしていて、味は柿に少し似ている。
「ワーンジアップ」(すっごく甘いわよ)
というおばちゃんの言葉通り、本当に甘い。
Posted by てんも at 04時06分 パーマリンク
2007年03月13日(火)
タイで喜ばれるお土産 [タイで生活]

普通のカルピスも、伊勢丹で480B(1500円)。・・・高級品!!
先日お客様からいただいたカルピスのイチゴ味。
いちごは最近市場でも見かけるようになったがまだまだ「高級フルーツ」の部類に入ると思う。
それがジュースになっているこの商品は、もしかするとタイ人にお土産にしたらものすごく喜ばれるんじゃないだろうか。
重いのにわざわざ運んでいただいたお客様とおそらくお土産を用意してくださったであろう奥様に感謝。
周囲が「いちごだ!いちごだ!!」と大興奮している。
3倍濃縮でなければ一度でなくなっていたところだった。
「水で薄めないでこのまま飲んだ方がおいしい」
という人も約一名。
そういえば、カルピスの原液の甘さはタイで売っているジュースの甘さと同じ位かもしれない・・・。
Posted by てんも at 07時03分 パーマリンク
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