2007年03月20日(火)
大人の時間 [タイで生活]
日本から来た懐かしい友人や、タイ在住ながらなかなか会う機会のない友人や、日本在住なのになぜかよくタイで会う友人など、たまたまこの時期にタイにいる人達で一緒に食事をした。総勢10名。
子どもの頃、放課後の教室や部活動を終えた後の帰り道に友達と夢中で話をした、あれと同じ感覚で身の回りの何気ない出来事について語り合ったり、笑ったり。
子どもの頃はジュースを飲みながらだったことが、お酒を飲みながらに代わるだけで、基本的に「さほど重要ではない、どちらかというと、どうでもいいこと」を話しているという点では昔も今も変わらない。
でも、笑うことで元気が出たり、明日への活力が出たり、なぜかその場にいる皆に良いエネルギーが沸いてくる気がする。
大人が集まってたわいない話で笑ったり、ごく普通のことで冗談を言いあったりして過ごす時間というのは、特別なことではないけれど、実はとても大切なことなのではないかと思う。
Posted by てんも at 07時44分 パーマリンク
2007年03月19日(月)
タイル張り [タイで生活]
会社のご近所さんの内装はタイル貼りに突入。
ウィーンウィーンという音が聞こえてくる。タイルを切る音だ。
まさか目分量で切るのではないと思うけれど、簡単な工具で切ってペタペタと貼り付けている。
でもちゃんと直線に並んでいるのはさすが。
出来立てのタイルが貼られた室内は本当にきれいだけれど、いずれここにアリの列ができるのだろうなぁと思うと、豪華で美しい家に対する憧れが、シュンとしぼんでしまったりする。
Posted by てんも at 00時02分 パーマリンク
2007年03月18日(日)
太陽光線と汗 [タイで生活]
タイでの生活が長くなると、だんだんタイの気候に合わせた行動を取るようになってくる。
たとえば休日は、昼間の一番暑い時期はなるべく外出せずに家でおとなしく過ごす。外出するのは暑くなる前の早朝か、夕方。昼間外出すると太陽光線に焼かれて体力は消耗するし、肌は焼かれるし、ろくなことがないのだ。
なるべく外出しないだけの生活だと運動不足になるけれど、周囲を見回すと早朝や夕方に太極拳、ジョギング、テニス、バスケットボール、エアロビなど、体を動かしている人が多い。
身体を動かして流す汗と、暑くて自然に流れてくる汗はなんだか違うような気がする。運動して流す汗はなんであんなに気持ち良いのだろう。
今年の夏は、ホットヨガで気持ち良い汗を流そう。
Posted by てんも at 07時58分 パーマリンク
2007年03月17日(土)
おかしなタイ語 [タイで仕事]
タイを旅行したことがある人ならきっとどこかで目にしたことがある「おかしな日本語」。
おやつのパッケージとか、ホテルの案内板とか。敬語の使い方が間違っていたり、日本語ではない謎の文字が使われていたり、バラエティーに富んだ「おかしな日本語」が存在する。
実は、それと同じことがタイ語でも発生している。
タイ向け製品の仕様書、説明書のタイ語の中には「?」というものも少なくない。
明らかなタイプミスもあれば、どうしてこうなるの?と首をかしげたくなるおかしな間違いもある。おそらくタイ語が読めない人がレイアウト作業を行ったのだろう、タイ語でないタイ語もある。タイ人には決してできない大胆すぎるミスもある。
先日依頼されたマニュアル書のチェック&修正は、タイ人スタッフが絶句していた。修正、マイナーチェンジの度に異なる人間により異なるフォントでつぎはぎされた過程がはっきりと見て取れるのである。
なんだかちょっと、そのマニュアル書が可哀想になった。
「これから印刷された分は、ユーザーに目を通してもらえますように」と祈りながら意味不明の単語を修正し、できる限りのお化粧を施した。
Posted by てんも at 05時51分 パーマリンク
2007年03月16日(金)
迷子 [タイで生活]
タイの大学生は卒業が確定してから就職活動を開始する。卒業前に企業から声のかかる学生もいるが、卒業したものの、半年経っても就職先が決まらない学生もいる。だから今の時期の4年生はいろいろ。
最近知り合ったある女子学生さん。企業から採用面接の呼び出しがあった。
「落ち着いて、しっかり受け答えするんだよ」
「どうしよ〜。会社の場所が分かりません」
「へ?」
「私大学の周辺以外に行ったことがないから、シーラチャって知らないんです」
「・・・はい?」
チョンブリ県内の大学に通っていながら、シーラチャに足を踏み入れたことのない学生がいるとは・・・
「会社の名前は?」
「えっと、確かソフトなんとかっていう名前です」
「行き方を先方に確かめた?」
「赤だか黄色のバスに乗ってー、なんとかって言うロータリーで降りて、アイロン屋の近くって言ってました。」
「・・・。分かってると思うけど、採用面接に遅刻は許されないからね」
「はーい。だから今から下見して来ようと思います」
彼女は実家から下宿先に戻ることができず、道端で泣いた過去を持っている。「面接がうまくいくこと」より面接先の会社から無事に戻って来ることを祈る学生も珍しい。
Posted by てんも at 05時19分 パーマリンク
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