2009年01月09日(金)
唐辛子の辛さ比較 [タイ料理]
同じ「辛さ」でも、平気な辛さと耐えられない辛さがある。
そんなことに気づいた。
「辛さの度合い」の違いではなくて、「辛さの質」の違いなのだ。
赤くて大きめの唐辛子や、それを乾燥させたものは「辛さ」が一瞬で終わる。
しかし、世界一辛いというタイ自慢の辛い唐辛子、プリッキーヌーは、辛さがいつまでも尾を引いて、口のヒリヒリがおさまるまで時間がかかるのだ。
だから、麺類に乾燥唐辛子がかかっていても少しぐらいであれば顔を赤くしながらも食べることができる。
でもプリッキーヌーが入った料理はダメだ。いつまで経っても舌が麻痺する、あの感覚が苦手なのだ。
タイ在住10年目にしてようやく少し、唐辛子のことが理解できた。
Posted by てんも at 00時22分 パーマリンク
2008年12月29日(月)
魚のウロコのカリカリ揚げ [タイ料理]
たまにいつもと違うレストランに連れて行ってもらうと、めずらしい食べ物と出会えることがある。
これはバンコクの川沿いのレストラン。
魚(プラー・タップティム)のラープ(辛酸っぱい和え物風サラダ)だが、上に散らされているのはなんと魚のウロコ。
お店のおじさんが「ウロコがカリカリして美味しいよ〜」と自慢げに持って来てくれた。
一口食べて納得。本当にカリカリなのだ。
ウロコなんて、決して食べられないと思っていたのに、これは廃材利用というか、良いアイディアだと思う。
Posted by てんも at 00時13分 パーマリンク
2008年12月28日(日)
クリスタル麺大発見 [タイ料理]
タイの麺屋台(クィッティアオ屋台)には、恐らく100軒に1軒、もしかするともっと少ないかもしれないけれど、とにかく非常に少ない割合で、「まぼろしの麺」を食べさせてくれる屋台が存在する。
ツルツルでプニョプニョ、お餅のような弾力の「幻の麺」を、私はその輝きから「クリスタル麺」と呼んでいる。
同じ「センヤイ」であっても、きしめんの様な柔らかい食感の麺とは明らかに異なる歯ごたえは、初めて口にする者にとって衝撃ですらある。
私がクリスタル麺に初めて出会ったのは、猿で有名なロブリの町の、何でもない食堂。旅行中にたまたま入った店である。ピカピカの麺を見て「おや?」と思ったが、そのまま口にして「・・・なんじゃこりゃ!」
モーリさんご主人(夫母)も、「この麺はうまいな〜」と目を丸くしていた。
あれ以降、同じ様なクリスタル麺には一度も出会っていなかった。ところが、意外に身近なところで発見してしまったのだ。
テイクアウトで家で食べたのだが、1袋では足りない。ちょうど外出の予定があったので、お代わりを買いに行ってしまった。おばちゃんは客が戻ってきたので少し驚いた様だが、あまりのおいしさにお代わりを買いに来たことを知って笑っていた。
「どうしてここの麺は他と違うの!?」
思わず聞かずにはいられなかった。
するとおばちゃんはにっこり笑って、
「おいしいでしょ?あそこの市場で1軒だけ、こういう麺を売っている店があるのよ。そこから仕入れているの」
と、少し遠い市場の名前を教えてくれた。
スープにも、丸ごとの白菜とトウモロコシでダシを取る等、他の屋台とは違う工夫が見られる。
2008年の10大ニュースの上位に入る出来事だった。
Posted by てんも at 00時53分 パーマリンク
2008年12月25日(木)
魚のレモングラス揚げ [タイ料理]
魚(プラー・タップティム)とレモングラスのスライスをカラリと揚げてある。
バンコクの川沿いにある名物店のおすすめ料理ということだった。
こってりのタレが見あたらず、あっさり塩味。
レモングラスの香りが嬉しい一品だった。
Posted by てんも at 00時05分 パーマリンク
2008年12月20日(土)
お赤飯のようなもち米 [タイ料理]
いつも蒸したての白いもち米を買っているお店で発見。
もち米がお赤飯のようなピンク色に染まっているのは、白米に小豆のような色の黒米が混ざっているから。
食べてみると、白米だけのもち米と比べてほのかに黒米の香りがする。ちょうどお赤飯の小豆の香りと似ている微かな苦み。でも嫌な味ではない。
もち米を噛みしめる度に黒米がプチプチはじける食感も面白く、すっかり気に入ってしまった。
黒米はアントシアンが含まれていて、ビタミン、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が含まれているそうだ。なんと、薬米の別名もあるのだとか。
もち米を主食にする日が増えそうだ。
Posted by てんも at 00時30分 パーマリンク
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