2008年12月01日(月)
作文のルール [タイで生活]
最近本を読んでいると気になることがある。
企画ものの雑誌の場合、誤字、脱字が目立つ。
これは80対20の法則で、細部にこだわりすぎず、スピードと量を優先させた結果なのかもしれない。
書籍では、小学生の時に「作文のルール」として教わったことが守られていないことがある。
例えば先日の「経済学思考の技術」。
内容は非常に良かったのだが、文頭に小さい「ッ」や「ょ」が来ていることが気になった。恐らく著者の方はパソコンで原稿を作成されているのだろうから、これらの書式については編集者側が編集の段階でいくらでも行頭禁則を設定できると思うのだが。
横書きだから気にしないのか、それとも最近はあまりこういうルールは気にされなくなっているのだろうか。
誤字・脱字で本の価値が落ちるとは思わないけれど、「職人の仕事」にロマンを感じる私としは、最後の瞬間まで気を抜かずに真剣勝負で校正をする、そんな「本作り」も滅びないで欲しいと思ったりもする。
Posted by てんも at 00時51分