2006年09月29日(金)
タイのホテルはどうしてこうなのか [タイで生活]
友人が日本から遊びに来た。
残念ながらプーケット直行なので今回は会えないんだけれど、せめて声だけでも聞きたいと宿泊先ホテルを教えてもらっておいた。
久しぶりのタイを楽しんでいるかな?
彼女の明るい声を聞くのを楽しみにホテルに電話をかける。
受付で彼女の名前を告げ、日本人女性だと言うとすぐに部屋につないでくれた。
内線の呼び出し音の後、「ハロー」という声。
「こんばんは〜。無事に着いた?久しぶりのタイはどう?」
うれしくて一気に話すと相手はつれない態度。
「はい?」
「・・・??ええと、○○さんですか?」
「いえ。違います。多分部屋番号間違ってると思いますよ」
「ど、どうもすみません」
すぐにもう一度ホテルに電話。
「○○ホテルです」同じオペレーターである。
「さっき部屋番号違ってたよ」
「えぇ?そうですか? でも○○ ○さんですよ。日本人の」
「それファーストネームが同じなだけの別人だよ。私が電話したい人の苗字は○○さん」
「スペルをお願いします」
「・・・」
そしてスペルのやり取りのあと、このオペレータではわからず別のオペレータが出て、最後の最後に「その名前の人は宿泊していません」
またか。
そんなはずはない。絶対にそちらに泊まっているはずだから。と言って調べてもらう。相手も一生懸命カチャカチャと調べてはいるけれど、「やはりこの名前はありません」という。
最後には「予約をした代理店の名前はわかりますか?」
と聞かれる。たとえ彼女がツアーチケットを購入した会社がわかっていたとしても、現地ホテルの予約は日本の代理店から依頼を受けた現地の代理店が行うことが多い。だから代理店をチェックしてもやはり「そういう代理店からの予約は入っていません」になるのだ。
結局友人を探すことができず、あきらめた。
タイのホテルでこういう事態が起こるのはこれが最初ではない。バンコクのホテルでも同様なことを何度も経験した。
一度は深夜到着の便で来ているはずの人が「まだ到着していない」と言われすごく心配させられた。
当人からこちらに電話があるまでは部屋番号がわからず探しようがないのだ。
最近では携帯電話を持参する人が多いのでこの苦労はあまりしなくなっていたが、久しぶりに味わうこの脱力感。ほんと、なんとかしてほしい。
Posted by てんも at 07時53分