2006年09月25日(月)
ココナツジュースの行方 [アメージングタイランド]
外は晴天。めまいがするほどの陽射しの中、外出した。
帰りに冷たい飲み物が欲しくなって、ココナツジュースを買いに行く。氷の中で冷やした椰子の実をその場で開けてもらい、ストローを突き刺して飲むのだ。
甘いと言っても自然の甘味はなぜかしつこくなく、喉が乾かない。喉が潤い、甘味で体の疲れまで回復するような気がする。
そのココナツジュースが・・・売り切れ。
まだそんな時間でもないのに、なぜ売り切れ!?
おばちゃんに訴えると、
「今朝ねー、兵隊さんに差し入れすると言ってまとめて全部買ってった人がいたのよ」
なんとまぁ。でも暑い中たちっぱなしの兵隊さんに差し入れるのにキンキンに冷えたココナツジュースは適切な選択だといえる。残念だけれど、あきらめるか。
このところ、タイ国内の兵隊さんの人気は急上昇である。皆、よくやった!と兵隊さんにねぎらいの言葉をかけ、差し入れをする。今朝のテレビではあまりの差し入れの多さに、食べきれない食べ物を激励に訪れた市民に配る兵士の姿が。結婚式の記念にウェディングドレス姿で戦車の前で記念撮影をするカップルもいた。
Posted by てんも at 19時47分 パーマリンク
2006年09月24日(日)
最近気になる自分の発音 [タイで生活]
お友達が日本から持って来てくれた「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」の中に、声出しじゃんけんゲームがある。
グー・チョキ・パーのどれかが出てきて、「負けてください」「勝ってください」と指示されるのだ。
たとえばグーが出て「負けてください」だったらゲーム機に向かって「チョキ」と言う。反対に「勝ってください」だったら「パー」。
このゲームをしていて気づいた。「グー」「パー」はそれほどでもないけれど、「チョキ」がなかなか認識されない。
もしかして・・・と思い当たることがあり、「チョーキ」と「キ」を強すぎるくらいに発音したら認識された。認識されなかったときの発音は、「チョキィ」と「キ」が不明瞭だった。
つまり私の日本語の発音は気づかないうちに「タイ化」しているということだろうか?
うむむ・・・。ちょっと気になる出来事だった。
Posted by てんも at 00時43分 パーマリンク
2006年09月23日(土)
パタヤの日本料理店 粽(ちまき) [タイ料理]
久しぶりにパタヤのお友達宅に遊びに行った。
食事は粽(ちまき)さん。
粽は知る人ぞ知る、というより、パタヤ周辺の日本人なら誰でも知っている日本料理のおいしいお店。
一般家庭の台所のようなキッチンで、本当においしい料理を出してくれる。
そして海を見下ろすゴージャスで居心地の良いお宅へ。久しぶりにリラックスして気持ちの良い時間を過ごした。あまりに気分が良くて、今日が日曜日だと勘違いしてしまったほど。
まだあと一日休めるなんて、うっとり。
明日は恒例の大掃除で、おうちをピカピカにするつもり。
Posted by てんも at 23時08分 パーマリンク
2006年09月22日(金)
はじめてのお料理 [タイ料理]
先日魚料理が得意なお友達のブログを読んでいて、たまらなく魚料理に挑戦したくなった。
だいたい、漁港がすぐ近くにあって市場に行けば「今海から来ました」という魚が並んでいる環境にあるというのに魚料理をしないのは、あまりにもったいない話じゃないか。
以前も一度魚料理にトライしたことがあったけれど、大きな魚を漁港で漁師さんから買ってきたので、さばくのが結構大変だった。うろこは台所に飛び散っていつまでも魚臭いし、苦労したわりに完成した魚料理もそれほどおいしくなくて、それに懲りて魚は市場に行けば揚げたて、焼きたてを売っているからそれでよし。ということにしておいたのだ。
しかし、もう一度挑戦したい気分になった。何から挑戦すべきか?友人に相談してみたところ意外なことに「まずは刺身」という回答。
さ、刺身? 刺身は最後の難関だと思っていたのに、まずは刺身!?
火を通せば菌も死滅するだろうという安心感から、焼いたり蒸したりの料理を考えていた私はそこで途方に暮れてしまった。
しかーし。いいじゃないか、刺身。
そういえば、日本料理屋さんで刺身を食べる度に思っていたのだ。刺身って包丁で切るだけだよなぁ。いつか挑戦したいなぁ、と。大好きな魚柄仁之助さんの本で気分を盛り上げ、いざ市場へ!
目がキラキラしている小ぶりのアジを購入。隣の八百屋さんでわけぎとライムとしょうがを買う。
家に帰っていざ! 3枚におろしたアジに塩を少々振って、その後お酢で塩を洗い流す。なんだかシメサバみたいな雰囲気になってきた魚を、今度はそぎ切りにして、しょうが汁とライムと醤油を混ぜた調味料で和える。上からワケギをぱらぱらふりかけると、結構おいしそうな刺身料理に見えてきた。
ホカホカご飯に乗っけて食べたら、それはそれは・・・。
これを機会に週末は魚料理の日にしようと思う。
Posted by てんも at 10時38分 パーマリンク
2006年09月21日(木)
アメージングジャパニーズ [アメージングタイランド]
官公庁の臨時休日だった昨日、バンコクから離れているわがオフィスは周囲の様子もいつもと変わらず、私たちも通常通り仕事をした。
「今日はバンコクの会社はお休みだし、普段なかなかできない仕事を終わらせよう」と張り切って仕事をスタートさせた。
ところが・・・「バンコクの」お客さんからお仕事の問い合わせや連絡がどんどん入る。その数は平常時よりも多いほど。皆さん休んでいないらしい。「自宅で待機」ではなかったのか?
外はクーデター真っ最中。戦車が出ている(市民は記念撮影していたようだけれど)。そんな状態で仕事をしている。
なんとなく、お客さんの気持ちも分かる。正直、すごいとも思った。駐在でタイに来ている人たちの仕事量といったら半端ではない。少人数で会社の将来を背負って仕事をしているから、皆さん気迫が違う。スケジュールが確定している仕事だったら「クーデターどころではない」と思うのかもしれない。
そして、タイに詳しい人ほど「またか」と思っているようだった。だから、通常通り仕事をしている会社も非常に多かったようだ。
でも、少し気を付けたほうがいいと思う。街にいる兵士の銃には弾が入っている。何かのきっかけでどんな事態になるのか、誰にも予測ができない。
タイのクーデターはいつも無血で終わっているわけではないのだ。
タイ国内で仕事をしている方、これからタイに入国される方、どうか無理はしないで、いつも以上に周囲の様子には気を配っていただきたい。
明日からは官公庁も銀行も通常通り。学校も始まる。きっと何事もなく、人々は今まで通りの生活を続けることだろう。バンコクもすぐにまた微笑みの街に戻るだろう。でもしばらくは心の片隅に緊張感を忘れない方が良いような気がする。
Posted by てんも at 00時27分 パーマリンク
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