タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年09月22日(金)

はじめてのお料理 [タイ料理]

先日魚料理が得意なお友達のブログを読んでいて、たまらなく魚料理に挑戦したくなった。

だいたい、漁港がすぐ近くにあって市場に行けば「今海から来ました」という魚が並んでいる環境にあるというのに魚料理をしないのは、あまりにもったいない話じゃないか。

以前も一度魚料理にトライしたことがあったけれど、大きな魚を漁港で漁師さんから買ってきたので、さばくのが結構大変だった。うろこは台所に飛び散っていつまでも魚臭いし、苦労したわりに完成した魚料理もそれほどおいしくなくて、それに懲りて魚は市場に行けば揚げたて、焼きたてを売っているからそれでよし。ということにしておいたのだ。

しかし、もう一度挑戦したい気分になった。何から挑戦すべきか?友人に相談してみたところ意外なことに「まずは刺身」という回答。

さ、刺身? 刺身は最後の難関だと思っていたのに、まずは刺身!?
火を通せば菌も死滅するだろうという安心感から、焼いたり蒸したりの料理を考えていた私はそこで途方に暮れてしまった。

しかーし。いいじゃないか、刺身。
そういえば、日本料理屋さんで刺身を食べる度に思っていたのだ。刺身って包丁で切るだけだよなぁ。いつか挑戦したいなぁ、と。大好きな魚柄仁之助さんの本で気分を盛り上げ、いざ市場へ!
目がキラキラしている小ぶりのアジを購入。隣の八百屋さんでわけぎとライムとしょうがを買う。

家に帰っていざ! 3枚におろしたアジに塩を少々振って、その後お酢で塩を洗い流す。なんだかシメサバみたいな雰囲気になってきた魚を、今度はそぎ切りにして、しょうが汁とライムと醤油を混ぜた調味料で和える。上からワケギをぱらぱらふりかけると、結構おいしそうな刺身料理に見えてきた。

ホカホカご飯に乗っけて食べたら、それはそれは・・・。
これを機会に週末は魚料理の日にしようと思う。

Posted by てんも at 10時38分   パーマリンク

2006年09月21日(木)

アメージングジャパニーズ [アメージングタイランド]

官公庁の臨時休日だった昨日、バンコクから離れているわがオフィスは周囲の様子もいつもと変わらず、私たちも通常通り仕事をした。
「今日はバンコクの会社はお休みだし、普段なかなかできない仕事を終わらせよう」と張り切って仕事をスタートさせた。
ところが・・・「バンコクの」お客さんからお仕事の問い合わせや連絡がどんどん入る。その数は平常時よりも多いほど。皆さん休んでいないらしい。「自宅で待機」ではなかったのか?

外はクーデター真っ最中。戦車が出ている(市民は記念撮影していたようだけれど)。そんな状態で仕事をしている。

なんとなく、お客さんの気持ちも分かる。正直、すごいとも思った。駐在でタイに来ている人たちの仕事量といったら半端ではない。少人数で会社の将来を背負って仕事をしているから、皆さん気迫が違う。スケジュールが確定している仕事だったら「クーデターどころではない」と思うのかもしれない。
そして、タイに詳しい人ほど「またか」と思っているようだった。だから、通常通り仕事をしている会社も非常に多かったようだ。

でも、少し気を付けたほうがいいと思う。街にいる兵士の銃には弾が入っている。何かのきっかけでどんな事態になるのか、誰にも予測ができない。
タイのクーデターはいつも無血で終わっているわけではないのだ。
タイ国内で仕事をしている方、これからタイに入国される方、どうか無理はしないで、いつも以上に周囲の様子には気を配っていただきたい。

明日からは官公庁も銀行も通常通り。学校も始まる。きっと何事もなく、人々は今まで通りの生活を続けることだろう。バンコクもすぐにまた微笑みの街に戻るだろう。でもしばらくは心の片隅に緊張感を忘れない方が良いような気がする。

Posted by てんも at 00時27分   パーマリンク

2006年09月20日(水)

クーデター発生 [タイで生活]

そろそろ寝ようかと歯を磨いていたらクーデターのニュースが飛び込んできた。今のところ無血革命で大きな衝突は起こっていない模様。

民放テレビは「陸・海・空軍および警察がバンコク都を支配下においた」という宣言を流すのみなので、支配したのが首相派なのか、首相反対派なのかタイ国内では情報が錯綜し、状況の判断が非常に難しかった。
こういう時に頼りになるのは海外メディアである。というわけで、衛星放送でCNNやフォックステレビ等を確認。ところが今朝になると衛星放送(UBC)そのものがストップ。
現在はケーブルテレビだけが唯一制限を受けずに放送されている。

今のところ大きな衝突もなく平穏だが、首相派の行動次第では事態がどう展開するか、まだまだ予断を許さない。
銀行、官庁、学校は臨時休日。

ビザの更新や仕事への影響が気になる。昨日からバンコクに出張に来ているお客さんに状況説明と今日はホテルから出ないように連絡を取る。来週出張予定のお客さんはおそらく出張を延期するだろう。どうしても今週中に仕上げて欲しいと翻訳の依頼をされたクライアントは予定通り無事にプレゼンを実施できるのだろうか?明日の工業団地のお客様との打ち合わせは中止になるだろうか?

こんなことが起こるとしみじみ実感する。国際結婚もビジネスも両国の平和と友好関係の上に成り立っているのだな。

Posted by てんも at 07時38分   パーマリンク

2006年09月19日(火)

空飛ぶインターおばあちゃん [アメージングタイランド]

タイではインターナショナルを縮めて「インター」ということが多い。「国際的」とか「国際派」という意味。褒め言葉である。

時間がない時に利用するカオ・マン・ガイ屋さんのおばあちゃんが「インターおばあちゃん」だという衝撃の事実を知ったのはつい最近のこと。

いつも店を手伝ってにこやかな笑顔を見せてくれるおばあちゃんの姿が見えないので不思議に思ってご主人に聞いてみた。
「おばあちゃんは?」
「あー、オーストラリアに行った」

へ?オーストラリア??観光旅行かな、おばあちゃん、なかなかやるな。70歳は余裕で超えているだろうに、元気だなー。

「パスポートの用意とかビザの用意とか、大変だったでしょ」
ご主人は「なんのなんの」と顔を振って教えてくれた。
「あのおばあさんはパスポートはもちろん、オーストラリアの滞在ビザも持っているんだよ。若いころはずっと向こうにいたんだから」
「ええー!!」
「今回もさっさと荷造りをして空港まで行っちゃったよ。僕の妹が向こうの人と結婚して出産したから手伝いに行ったんだ」
「オーストラリアまで一人で行っちゃったの?」
「もちろん」
「おばあちゃん、英語は?」
「もちろん。ペラペラだよ。何しろ向こうに住んでいたからね」
「す、すごい・・・」

タイの海辺の田舎町のカオ・マン・ガイ屋さんのおばあちゃんが英語ペラペラで一人で飛行機に乗ってオーストラリアに行ってしまうインターなおばあちゃんだったなんて、誰が想像できただろう。
だいたい、いつも典型的なタイスタイルのおばあちゃんルックで、体の大きさよりもさらに大きいゆったりめの服を着ているあのおばあちゃんが、飛行機に乗る姿が想像できない。まさかサンダル履きで飛行機に乗ってはいないと思うけれど。

おばあちゃんが帰って来たら、オーストラリアの話を聞かせてもらおう。今からおばあちゃんの帰りが楽しみで仕方ない。

Posted by てんも at 10時26分   パーマリンク

2006年09月18日(月)

褒められることの効用 [タイで生活]

日本から来たお客さんが任天堂DSを持ってきてくれた。
「探しているけれどなかなか買えない」と言ったら、わざわざ買ってきてくれたのだ。
それでようやく脳を鍛えるゲームができるようになった。

このゲームをやってみて感じたのが、褒められることの効用。ゲームの進行役で出てくる先生のアニメーションが、いちいち大げさな表情で褒めてくれるのだ。

「毎日がんばっていますね!」
「すばらしい向上です!感激しました!!」

些細なことだけれど、それがすごく嬉しいのだ。

褒められると、よーし、またがんばろう!という気持ちになる。自分や他人を上手に褒めることでその気にさせるという技は対象が何歳になっても有効だと実感した。

Posted by てんも at 11時59分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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