2006年03月19日(日)
繰り返される過ち [タイで生活]
週末は駐車場が満車になってしまうスーパーマーケットも、夕方は人もまばらで、スイスイ買い物できた。
買い忘れなし。完璧。
レジに並ぶ。
すると、キャッシャーに言われた。
「これは値札がついていませんよ」
買い物が終わって、今日の夕飯はあれを作って・・・と考えてホッとしているひと時に、これほどまでに人を脱力させる言葉があるだろうか。
値札がついていない
↓
バーコードがない
↓
レジに登録ができない
↓
売ることができない
という理屈である。
買おうと思っていた品物はレジにて返却。
値札がついていない
↓
店のミス
↓
大至急売り場担当者を呼び出して、値札を貼り付ける
↓
客に待たせたことを詫び、代金を受領
という流れは存在しない。
どうしても買いたければ、レジで清算を済ませた後に再び売り場に戻り、値札のついている商品を探し出してレジに並び直さなければならない。そんな体力も気力もない。
キャッシャーにとって、商品に値札がついてないのは自分のミスではない。自分の仕事の責任範囲ではない。
だから、お客が困ろうがどうしようが関係ない。
最近は店によってはだいぶ「顧客サービス」が向上したところもあるけれど、この店ではまだまだ、そこまでいかないらしい。
なによりも、そういう店だと知りながら、ついつい値札の確認を忘れた自分自身に腹が立って、買おうと思っていた商品も買えずに、ちょっと悲しい夕暮れだった。
Posted by てんも at 10時01分