2006年03月23日(木)
家のお誕生日 [タイで生活]
先日、ぷーちゃん実家の家のお誕生日だった。
両親が、ここに土地を買った日。この土地と、縁が出来た日。
毎年、家のお誕生日をお祝いしている。
家の神様に一年間守ってくれたことへの感謝の気持ちを捧げる。以前は庭に机を出して、そこにフルーツやチキンを並べていたけれど、スピリット・ハウスが出来てからは、そちらに盛大に捧げるようになった。
実家の前庭に立てさせてもらっているわがオフィスも、無関係ではない。とはいえ、早朝にお祈りして、あとは通常の生活なので、特に何をお手伝いすることもなく、いつものワン・プラ同様に、スピリット・ハウスに捧げたフルーツやチキン、ダックを事務所の皆で昼食にいただく。(通常のワン・プラはフルーツのみ)
年に数度かお祝いの際にいただくチキンとダックは、御節料理のように、特別な料理。ちょっと懐かしくて、二日続くとちょっと飽きて、そしてちょっと嬉しくなる、そんな味。
Posted by てんも at 07時21分 パーマリンク
2006年03月22日(水)
秘儀・貝の砂抜き [タイ料理]
市場で貝を仕入れて来て、朝から砂抜き。
途中何回か水を換え、もういいだろう!と料理すると、まだ砂が残っていて、ジャリっとした嫌な感覚を味わってしまった・・・
という経験を何度かして、真っ暗なところで砂抜きする方がいいとか、塩水が薄すぎるんじゃないかとか、いろいろアドバイスをもらいながらも、なかなかうまくいかなかった、貝の砂抜き。
先日、どうしてここは上手に砂を抜いているんだろうなぁ。といつも感心していた料理屋さんでいつものように貝のバジル炒め唐辛子抜き(辛い料理は家族中で苦手)を注文した後、調理人のおばちゃんの手さばきをなんとなく見ていた。
すると、とんでもない光景が眼に飛び込んだ。
煮立ったお湯に貝を数秒。貝が開いたところで、ザルにあげてしまう。煮汁はすべて捨ててしまう。
!?
それだけでも驚きなのに、さらにショッキングな光景が目の前で展開された。
おばちゃんは、ザルに上げたばかりの貝を水でジャージャー洗っている・・・。
??うまみは、流れないのだろうか・・・???
でも、おばちゃんの料理はいつも貝のうまみエキスたっぷり。
ほんの数秒熱して貝の口をあけ、中の砂をすべてキレイに洗い流してから、もう一度火を通して調理する。
手早さがコツなのかもしれない。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2006年03月21日(火)
特殊任務無事完了!! [タイで生活]
日曜日は、大切なお友達からある特殊任務を仰せつかって、数日前から緊張気味だった。
その任務とは、ビデオ録画。
日本であれば、なんてことのない作業。
なんだけど、これがもう、緊張の連続。
まず、ビデオテープを探すところからして、どこで売っているのか分からない。バンコクならばまだあるかもしれないけれど、チョンブリ近辺だと、VCDかDVDしかない。
だったらDVD録画すればいいのだけれど、あいにく我が家にはDVD再生機はあるけれど、レコーダー機能はついていない。だからビデオ録画なのだ。
結局ビデオテープは、ソニーのお店で買うことができた。第一段階クリアである。
さて次は、録画作業。
予約録画はできない。なぜなら、度重なる瞬間停電の度に00:00に戻ってしまうことに嫌気が差して、家電製品の時間をあわせることをとっくの昔に放棄したから。
現在我が家で時間を設定してある家電製品は、電池が内臓してあるらしく、電源抜いても時計が動いている炊飯器のみ。
だから、ビデオ録画の瞬間には在宅している必要がある。
もともと在宅している予定の時間帯だったので、こちらも問題なくクリア。無事に録画ボタンを押すことに成功。
そして、私の祈りが通じたか、気まぐれな大雨も、そして気まぐれな停電も発生することなく、無事に録画が終了した。
たかがビデオ録画。されど、ビデオ録画。
無事に任務を遂行できて、すがすがしい気分で眠りについた日曜日の夜だった。
Posted by てんも at 00時42分 パーマリンク
2006年03月20日(月)
ストッパーをはずす [タイで仕事]
ビジネスの世界でも、アカデミックな世界でも、その他の世界でも、成功するのは本当はそれほど難しいことではないらしい。
実は結構簡単に、夢を実現できたり、成功したりする。
でも、それができないのは、「そんな簡単にうまくいくはずない」「それは無理だろう」と考えてしまう自分自身の心。
「無理だ」と感じてしまう出来事が、本当は無理なんかじゃなくて実現できることなんだと知ることが、最初の第一歩。
自分自身の可能性を自分で信じること。
毎日の自分を一番良く知っているだけに、これは難しい。
「これだけ頑張っているんだから、実現できるに決まってる」
と思えるようになるくらい、努力すること。まずは自分自身を納得させることが大事なんだ。
Posted by てんも at 08時28分 パーマリンク
2006年03月19日(日)
繰り返される過ち [タイで生活]
週末は駐車場が満車になってしまうスーパーマーケットも、夕方は人もまばらで、スイスイ買い物できた。
買い忘れなし。完璧。
レジに並ぶ。
すると、キャッシャーに言われた。
「これは値札がついていませんよ」
買い物が終わって、今日の夕飯はあれを作って・・・と考えてホッとしているひと時に、これほどまでに人を脱力させる言葉があるだろうか。
値札がついていない
↓
バーコードがない
↓
レジに登録ができない
↓
売ることができない
という理屈である。
買おうと思っていた品物はレジにて返却。
値札がついていない
↓
店のミス
↓
大至急売り場担当者を呼び出して、値札を貼り付ける
↓
客に待たせたことを詫び、代金を受領
という流れは存在しない。
どうしても買いたければ、レジで清算を済ませた後に再び売り場に戻り、値札のついている商品を探し出してレジに並び直さなければならない。そんな体力も気力もない。
キャッシャーにとって、商品に値札がついてないのは自分のミスではない。自分の仕事の責任範囲ではない。
だから、お客が困ろうがどうしようが関係ない。
最近は店によってはだいぶ「顧客サービス」が向上したところもあるけれど、この店ではまだまだ、そこまでいかないらしい。
なによりも、そういう店だと知りながら、ついつい値札の確認を忘れた自分自身に腹が立って、買おうと思っていた商品も買えずに、ちょっと悲しい夕暮れだった。
Posted by てんも at 10時01分 パーマリンク
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