2007年05月25日(金)
教科書の不具合 [タイで勉強]
現在勉強中のタイの通信大学で発行している教科書には、ところどころ悪い意味で「タイらしい」マイペンライな部分がある。
練習問題の答え合わせをすると、回答は(10)まであるのに、問題は(9)までしかなかったりする。問題(10)はどこにいったのか。
この逆はもっと困る。回答は
(9)
(9)
と、(9)が二つならんでおり、(10)がない場合がある。しかも二つの回答が異なるのだ。
この場合、二つ目の(9)を(10)の回答と理解してよいのか非常に迷う。
でも、もっともっと困るのが、回答が明らかに間違っているとき。学生は教科書が頼りで、新たな知識を身に付けようとしているのに、その教科書が「普通に誤りが含まれている」ものだと、猜疑心が生まれる。
「ここで書いてあるこの解説、本当に正しいのだろうか?」
「もしかして、この回答自体、間違っているんじゃ??」
しかし、こんな状態で
疑心暗鬼に陥ることなく、分かる範囲で教科書を理解していく、どうしても分からないところ、判断がつかないところは飛ばす。
というやり方をしていると、タイ社会で生きていく上で大切なバランス感覚がさらに養われていく気もする。
Posted by てんも at 06時57分