2007年08月17日(金)
タイ的旅行 [タイで生活]
先日のナコンナヨック県への「たけのこ買出し」で感じた。
タイの旅行は「点と線」だと思う。
目的地に関する情報は全て口コミだから、平面的な広がりがほとんどないのだ。
今回の目的地はたけのこその他を売っている市場だったので、過去にも行ったことがあり迷わずに到着した。その後、では昼食を、という時点で
「確かこの市場からこの道を少し行ったところにおいしいレストランがあると聞いたことがある」
というモーリさん(夫母)の証言により車を走らせるけれどもそれらしいレストランは見つからず、仕方がないので「ごく普通の」タイ料理屋さんで食べることになった。郷土料理でもなんでもない、ふつうのおかずが並んでいる。
その後
「たしかこの道の先にタイ陸軍の訓練場があり、中を見学できるようになっているとテレビで見た」
というモーリさんが言うので、そちらの方向に車を走らせてみた。するとたしかに訓練場となっている広大な敷地が一般に開放されており、射撃やサイクリングなど、いろいろ体験できるようになっていた。
でもまだあまり知られていないようで、それほどの混雑はしていなかった。日本ならガイドブックにこの訓練所の敷地内の地図、各催し物のタイムテーブル、休日、休憩所の場所など全てが網羅されるのだろう。タイ的旅行から見ると、日本の旅行は非常に「平面的」な広がりを持つイメージに思えてきた。
Posted by てんも at 08時08分