2007年08月30日(木)
バンコク車デビュー [タイで生活]
バンコク在住の日本人友達はほとんどみんな車を運転している。その姿を見て勇気付けられ、日本で車を運転したこともないのに運転免許を取った。あれから5年。
郊外の工業団地内なら平気で運転できるようになったのに、いまだにバンコク都内は未知の世界だった。
でも、バンコクを車で走れないことには、友達に会いに行くのに不便だし、買い物もたくさんできない。これはやはり実践あるのみ。
それで、今日はバンコク市内を少しだけ運転してみた。
うーむ。割り込みの車や渋滞やバイクや。それらに気を取られるとなかなか看板を見ている余裕がない。
あらかじめ道を知らないと、厳しいのかもしれない。
ある友達のアドバイス。
「迷ってうろうろしてるうちに、なんとなく道が頭に入るわよ。」
たしかに。
Posted by てんも at 00時04分 パーマリンク
2007年08月29日(水)
タイ会社法の対訳 [出版本の紹介]
2007年8月新刊の「パートナーシップと会社法」タイ語日本語対訳は、左ページにタイ語の条文が、右ページに日本語訳が並んでいる。
日本人駐在員の方が、タイ人スタッフと打ち合わせをするとき、条文をタイ語と日本語で同時に確認できるようになっている。
この本の編集作業をワードファイルでやろうとすると、ページ割その他大変な労力になる。でも、専門のソフトウェアで作業すれば、最初に左ページをタイ語、右ページを日本語と設定するだけで、あとは自動でページが作成される。もちろん、目次だって自動生成。ソフトウェアは賢いのだ。
ところが、面白いことにタイ語は使用ソフトウェアのバージョンによっては、レイアウト作業中に特定の文字が消えてしまうことがある。
ITの世界には「相性が悪い」という言葉があるけれど、実質上タイ語を扱うことができない組み合わせがあるのだ。
考えてみれば、ワードやエクセルで日本語とタイ語を同時に使用することができるようになったのはつい最近のことだ。レイアウト用のソフトには、多言語化という観点からはまだまだ改善の余地が残されているのだろう。
ところで会社法対訳は、販売ページも作成完了。法律は知っていれば武器になるし、利用することもできる。この本はタイビジネスに関係する人達を援護する力強い味方になってくれると思う。
Posted by てんも at 21時29分 パーマリンク
2007年08月28日(火)
頭の中のマッサージ [タイで生活]
集中して仕事をすると、夕方になって頭の中が飽和状態になることがある。
身体を酷使して疲労がたまった状態と似ていて、そんな時はマッサージがしたくなる。
頭の中はマッサージするわけにいかないけれど、それに近い状態にすることができる方法を発見した。
それは、好きな音楽を聴くこと。
音楽は耳から頭の中に響いて、緊張した脳をリラックスさせてくれる。
頭のマッサージをしたくなったら、音楽を聴くことにした。
Posted by てんも at 10時37分 パーマリンク
2007年08月27日(月)
コーヒー屋さんの追加設備投資 [タイで生活]
なじみのコーヒー屋さんが追加の設備投資を行い、コーヒーメーカーが一台増えた。
ここのコーヒーは、その場で豆をひいてくれるからか、他の乱立するコーヒー屋さんとは香りが全然違う。
常連さんもどんどん増え、かなり待たされる日もあった。
こうなると活躍するのが携帯電話。お客さんの要望によって始めたのか、お店のおばちゃんのアイディアなのかは不明だが、「予約」を受け付けるようになったのだ。
「コーヒーが飲みたいな」と思う日は、事前にお店の携帯電話に連絡する。
「ブルーマウンテンの甘さ控えめとミルクティーね。」
「はいよー。」
店に着くと、その場で砂糖ミルク投入済みでホットの状態にあるコーヒーを氷いっぱいのコップに注いでくれる。アイスコーヒーの完成である。
あくまでも注文があった時点で豆をひく「お店のこだわり」と、「あまり待ちたくないんだよな〜」というお客側のニーズをうまく折衷したアイディアである。
Posted by てんも at 00時00分 パーマリンク
2007年08月26日(日)
シマウマ好きな英雄 [タイで生活]
先日ナコンナヨック県にたけのこを買いに行ったときに見かけた面白い祠。
ジャオ・ポー・クン・ダーンという、この地方の有名な将軍を奉ってある。
何が面白いって、シマウマ像が奉納されているのだ。それもすごい数の。
その前を通りかかった観光客の多くが、思わず車を止めて立ち寄っていた。私の感想も、他のタイ観光客の皆さんの感想も、皆同じ。
ナ〜ラ〜ック(かわいい〜!!)
よっぽどシマウマ好きな方だったのかと思ったのだが、帰宅してからインターネットで調べてみると、興味深いことが分かった。
ジャオ・ポー・クン・ダーンは、アユタヤ朝時代の非常に優れた武将で、この地に侵攻しようとするカンボジア兵を撃退した。その武勇を称え、地元の人が祠を建てた。
当時の人々は騎馬を奉納したかったのだが、騎馬の像は作成されておらず、仕方なく同じ馬ということでシマウマ像を奉納したらしい。
後世になって、祠がシマウマだらけなのを見た人々は、ジャオ・ポー・クン・ダーンはシマウマが好きなのだと勘違いし、それで現在でもシマウマが奉納されているのだそう。
戦争中この祠を撤去しようとした日本軍にけが人が続出し、撤去が中止されたという言い伝えも残っている。
Posted by てんも at 00時40分 パーマリンク
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