2007年10月01日(月)
大幅に縮まった日本との距離 [タイで生活]
タイに来てしばらくは専用受信機を利用してITVを見ていた。ちょうどその頃、実験的に日本とアジア地域でほぼ同時期に放送されたテレビドラマがあって、1週間遅れで見る日本のドラマの登場人物のマフラー姿に「日本の冬」を感じた。
その後、パラボラアンテナを設置してUBCを見るようになった。朝目覚める前の脳に響くNHKニュースの音声が心地よくて、初めて母国語としての日本語を意識した。
その頃から、朝6時15分(日本とタイの時差は2時間)に始まる連続ドラマ小説を見るようになった。そして、タイにいながら大晦日には紅白歌合戦を見ることができる時代に感謝した。視聴可能なのはNHKだけだったけれど、それで十分だった。
そして今年。受信機もパラボラも使用せずインターネットで見たい番組を見るサービスの利用を開始した。日本で放送される時間に同時に見ることもできるし、ダウンロードして後から好きな時間に見ることもできる。つまりは、テレビ番組のライブラリだ。しかもNHKのみならず、民放全チャンネルが視聴可能なのだ。
日本がまた、大幅に近くなった。
Posted by てんも at 00時00分