2007年10月24日(水)
生活リズムの謎 [タイで生活]
先日、家族旅行でだんなさんの姪と数日を過ごした。
今年の春に大学に進学した18歳。
私はこの子が8歳の頃から知っているが、車で移動中も終始友達と携帯電話でおしゃべりする、すっかり今どきの若者になっていた。日本だったらきっと携帯でメールを打ちまくる若者になっていたことだろう。
この子が、ひじょーによく寝る。感心するぐらいによく寝る。朝、皆で食事をしていても絶対に起きてこない。
昼過ぎぐらいまで寝て、ようやく起きてくる。そして夜は遅くまでテレビを見たりしている。
それで思い出したけれど、自分は小学生の時にすでに、長い休みの時には普段より遅く寝て、朝寝坊していた。
新学期が始まる前に親に「生活のリズムを戻しなさい」と言われてもなかなか実現できなかったことを覚えている。
18歳はともかく、小学生といえば、体のリズムに素直な生活を送る年頃だと思う。その年頃でも学校がなければ朝寝坊するということは、人間の体にとって、「朝陽とともに起きて、夕陽とともに眠る」生活はあまり理想的ではないのだろうか。
生まれたばかりの赤ちゃんは数時間おきに寝たり起きたりを繰り返し、昼と夜の区別がつかない。睡眠時間が長くなるにつれて、親は「昼遊んで夜寝る」生活を送って欲しいと願うが、赤ちゃんは突然夜中に起きて遊びだしたりする。
本当は人間は夜行性で、社会生活を送るために無理やり早起きしているのではないか・・・。そんなことをふと考えた。
それとも、日が落ちてからも電気の光の下で活動するから体内時計が勘違いするのだろうか。
ちょうど睡眠に関する本が届いたので、この疑問が解明されることを期待しつつ読んでみようと思う。
Posted by てんも at 06時53分