2007年10月29日(月)
北部の味覚 [タイで生活]
先日、タイ北部を旅行した。
モーリさん夫妻等総勢9名でワイワイガヤガヤ。
私が決めたこの旅の目的の一つは、本場のカオソーイを食べること。
カオソーイというのは、普通のバミー(ラーメン)の上に揚げ麺が乗っていて、スープはカレー風味。
これに好みで小さい紫たまねぎと高菜漬風の野菜の漬物を入れて、ライムを絞って食べる。
写真は、知人が勧めてくれたカオソーイ。
一口食べて、
「・・・??」
ココナツミルク風のこってりだけれど、カレー風味が薄い。
なんとなくぼやけた味だ。
どうも「本場のカオソーイを食べた!」という充実感がない。
同行のモーリさん一行も同様の感想の様である。
そこで、この地域を旅行したことのある人が「おいしい」と言っていた店に行き、テイクアウトした。
宿泊先である親戚の家に戻って食べてみると、カレー味がしっかりしていて、これぞ、カオソーイという雰囲気満点。モーリさん一行も大満足。
ところが、ご機嫌で食べているチョンブリ県民に向かって、北部育ちの親戚は言った。
「この店のは、旨くないんだよな・・・」
タイはタイでも、北部と東部で、美味しさの基準が違うらしかった。
Posted by てんも at 14時54分