2007年11月22日(木)
昼間の電話 [タイで生活]
お昼休みの前にスタッフに電話がかかってきた。
親しげに「まだ昼休み前だよ」
という口調から、仕事の電話ではないことが分かった。
私は急ぎの仕事があったので、スタッフの電話のことは特に気にもしていなかったのだが、後でスタッフが興奮したように教えてくれた。
電話の主は、彼女のお母さん。
実家の裏にある家が火事で全焼したのだそうだ。留守番をしていたその家のおばあさんは、近所の人に助け出され、九死に一生を得たという。
お母さんは、誰かにこの大事件のことを話したくて、つい仕事中の娘に電話してしまったのだ。
誰かと話したくて、電話をかける。
・・・誰かに似ている。そう、モーリさん(夫母)だ。
モーリさんもしょっちゅう誰かと電話をしている。遠く離れている人とも、電話でおしゃべりを楽しんでいるのだ。それはきっと、スタッフが友達とMSNでチャットをしたり、私がメールで友達とおしゃべりを楽しむのと同じなんだろうと思った。
Posted by てんも at 23時11分