2007年11月19日(月)
この車は緑色です [タイで生活]
前を走る白い車の後方に、
「ロット・カンニー・シーキアウ」の文字が貼ってあった。
「この車は緑色です」
???
どうみても真っ白い車に、なぜこんな宣言が??
その後だんなさんが同僚の先生に聞いて判明したこと。
その車の持ち主は、緑色と相性が良い人だが、なんらかの理由で自分と相性の悪い白色の車に乗ることになってしまったのだろうと言うことだった。例えば、「中古で購入した車が白色だった」等である。
だから良い運を呼び込むために、白い車に「この車は(白色ではなく)緑色ですよ!!」と宣言しているのだと言う。そしておそらく緑色はその人にとってのラッキーカラー。
そういえば、モーリさん(夫母)のご主人も、車の購入を検討していた時期に中古車の情報が入ると、必ず色を確認していた。「緑色の車との相性が悪い」らしく、せっかく良い条件が提示されても色が緑色だと断っていた。
色に対するこだわりと、いざと言う時の回避法の柔軟性が、タイらしいなぁと思った。
その後発見した「ロット・カンニー・シールアン(この車は黄色です)」という文字が貼ってある青色の車。
Posted by てんも at 06時29分 パーマリンク
2007年11月18日(日)
タイの切手 [タイで生活]
Posted by てんも at 16時55分 パーマリンク
2007年11月17日(土)
鼻かぜ [タイで生活]
朝夕は涼しい風が吹き、夜中はクーラーの必要がないくらいに冷えるが、日中は相変わらずクーラーなしでは過ごせない。
そんな気温の変化が激しいこの時期、風邪をひいいている人が非常に多い。
丈夫だけが取り柄の私も、ついにその仲間入りをしてしまった。
昨日は1日でトイレットペーパーを一つ使い切り。鼻水が止まらないのだ。(タイでは、ティッシュの代わりにトイレットペーパーを使用することが多い)
とはいえ、熱も頭痛もないので、仕事は普通にすることができた。
タイガーバームの香りがする「かぎ薬」が手元にあったのでクンクンかいでみた。結構頭がすっきりするような気がしたのだけれど、次の瞬間鼻の下に液体がついてしまい、ヒリヒリヒリヒリ。しばらく痛かった。
Posted by てんも at 19時53分 パーマリンク
2007年11月16日(金)
突然の電話 [タイで生活]
夜8時、携帯電話が鳴った。見ると、仲良しの元駐在員さんからだった。今はすでに日本に本帰国している。
日本は夜の10時だ。どうしたのだろう?タイに遊びに来ることが決まったのかな?と思いつつ、電話に出る。
「もしもし?」
奥で「いらっしゃいませ〜」の声が響いている。多分居酒屋さんにいるのだろう。
「あー、もしもし?今、Aさんと一緒なんだけどね」
Aさんは同じく駐在員さんだが、今は出張で日本に戻っているのだ。
「それでさ、二人で話しててどうしても思い出せなくてね、ほらあの、昔いたあの人、あれ、なんて名前だっけ?」
どうやら二人で駐在時代の昔話で盛り上がったはいいが、同時期に駐在していた仲間の名前を思い出せず、どうにも気分がすっきりしないので、私に電話してきたらしい。
「・・・○○さんでしょ?」
「おー!!そうだそうだ!!○○さんだった!!
いやー、どうしても思い出せなかったんだよ。あ〜、すっきりした。」
そんなことでわざわざ国際電話をかけてこなくても・・・。
でも、そんな些細なことでも気軽に連絡を取り合えるのは、お互いブログその他で近況を発信して、なんとなく存在を身近に感じていたからだと思う。この気軽さ、鮒谷さんの言う「おそば感」は、なかなか大切な財産だと思った。
Posted by てんも at 10時42分 パーマリンク
2007年11月15日(木)
大人の対応 [タイで生活]
ご近所の小学生兄弟が新しい制服を着ていた。かわいらしい柄のシャツ。
休み明けから、毎週決められた曜日に着るようになったという。
でも、なぜかお兄ちゃんだけ。
同じ学校に通っている弟は、普通の無地の白シャツを着ている。
「???お兄ちゃんの学年だけ、そのシャツを着るようになったの?」
お母さんに聞いてみたら、そうではないようだった。
「そうじゃないのよ。シャツの製造が間に合わなかったらしいの。だから納入されたクラスから順に着ることになったの」
学校に納入する商品の納期が遅れるというのは、深刻な問題だと思うのだけれど、こういう時、業者さんは意外にケロッとしている。
そして学校側も、クレームはするだろうけれど、「寛大な対応」をする。
間に合わない言い訳を並べる業者に対し、「理解を示す」のだ。それが大人のやり方だと言わんばかりに。
相手の失敗に対し、寛大な理解を示す。これがタイの「大人」の定義に含まれているような気がする。相手を許すことができるのは、尊敬に値する大人。
それはそれで結構なことだけれど、少し気になることもある。
大人たちのそんなやり取りを見て、「約束の時間に間に合わせることができなくても、相手が本当の大人なら許してくれる」という見本を見て育つ子供たちは、「約束は守らなければいけない」という意識が薄くなるのではないだろうか。
そんな意識がタイの融通が利く大らかな空気にも関係しているのだろうから、100%悪いと否定する訳にもいかないけれど、気になる出来事だった。
Posted by てんも at 07時28分 パーマリンク
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