2007年11月29日(木)
犬のケンカ [タイで生活]
昨日犬のことを書いたと思ったら、今朝犬のことでちょっとした事件があった。犬同士のケンカである。
3匹の中では体が一番小さい中型犬の「メム」という犬は、気性が激しく何かと言うと他の2匹に吠え掛かったり噛み付いたりする。
3匹の中で一番からだの大きい「エニー」は丸々と太って人懐こい犬で、吠えることはあっても噛み付くことはない。
そのメムとエニーがケンカした。
メムがあまりにしつこく吠えたり噛み付いたりするので、さすがの温厚なエニーも腹に据えかねて噛み付き返した。
そこから本当のケンカの始まりである。ケンカというより死闘に近いかもしれない。
ガルル・・・と獣のような唸り声をあげながら、組み合ってお互いの体をかみ付き合う。
3匹目の唯一のオスは、メス同士のケンカをオロオロ見守るばかり。
本気でケンカしている2匹を止めることは、たとえ主人でもできない。ほどなく2匹の体はお互いの血で染まり始めた。
日本の飼い犬が血をダラダラ流すまでケンカする、というのはあまり聞いたことがない。やはり番犬は野犬に近いのかもしれない。
ケンカの勢いが収まり始めたところで、おじいちゃんが2匹を引き離す。ケンカを売ったメムはこっぴどく叱られた。
私がタイの犬を扱えるようになるには、まだまだ修行が必要だ。
Posted by てんも at 09時26分