2008年02月01日(金)
日本の家電製品に対する疑問 [タイで生活]
タイで日本の家電製品を購入する度に疑問に思うことがある。
鉄板に打ち込まれた「テマエ」の文字。
炊飯釜に打ち込まれた「白米」「もち米」の文字。
これらに対する説明は、タイ語版、英語版いずれの製品取扱説明書にも出てこない。海外で販売する製品の説明書としては、ずいぶんと不親切だと思う。
オーブンレンジには、ボタン一つでメニューを選んで自動で温度調節してくれる便利な機能がある。メニュー部分は英語訳されているが、その英語訳が NIKUJAGA である。タイ語訳も同様に、「ニクジャガ」とタイ語で表記してあるだけ。
いくら日本食がポピュラーだとはいえ、「肉じゃが」を知っているタイ人が何人いるだろう。
そして、肉じゃがを知っている私でさえ、このメニューは使いこなせない。なぜなら、タイ語版、英語版いずれの製品取扱説明書にも、「メニューから「肉じゃが」を選択してキーを押す。」しか書いていないからだ。
どの程度の下ごしらえをしてからレンジにお任せするのか。
途中で何度かかき混ぜる必要はあるのか。
その辺りが一切書かれていない。
海外での販売がそれほどの重要性を持たないのかどうかは知らないけれど、買った人が製品機能を十分に使いこなせるような説明書をつけて販売すれば、売上はもっと拡大するのに、と思う。
Posted by てんも at 00時14分