2008年02月02日(土)
電卓を打つ手 [タイで生活]
慣れとはすごいもので、ポツポツと挑戦していた左手での電卓打ちが、最近しっくり来るようになった。
そればかりか、PCで数字を打つ時にキーボードの右側にある数字を右手で打つと、違和感すら覚えるのだ。
左手の電卓打ちは、まだそれほど早い訳でもないし、まったくのブラインドタッチという訳でもない。それでも、数字を打つ時は右手より左手を使いたくなってしまう。
キーボードで文字をタイプする時には左手も右手と一緒に動かしているけれど、それ以外の場面では圧倒的に右手を使うことが多かった。だから左手を使って電卓を打つのは良いかもしれない。右脳が活発に動いてくれるかもしれない。
Posted by てんも at 08時42分 パーマリンク
2008年02月01日(金)
日本の家電製品に対する疑問 [タイで生活]
タイで日本の家電製品を購入する度に疑問に思うことがある。
鉄板に打ち込まれた「テマエ」の文字。
炊飯釜に打ち込まれた「白米」「もち米」の文字。
これらに対する説明は、タイ語版、英語版いずれの製品取扱説明書にも出てこない。海外で販売する製品の説明書としては、ずいぶんと不親切だと思う。
オーブンレンジには、ボタン一つでメニューを選んで自動で温度調節してくれる便利な機能がある。メニュー部分は英語訳されているが、その英語訳が NIKUJAGA である。タイ語訳も同様に、「ニクジャガ」とタイ語で表記してあるだけ。
いくら日本食がポピュラーだとはいえ、「肉じゃが」を知っているタイ人が何人いるだろう。
そして、肉じゃがを知っている私でさえ、このメニューは使いこなせない。なぜなら、タイ語版、英語版いずれの製品取扱説明書にも、「メニューから「肉じゃが」を選択してキーを押す。」しか書いていないからだ。
どの程度の下ごしらえをしてからレンジにお任せするのか。
途中で何度かかき混ぜる必要はあるのか。
その辺りが一切書かれていない。
海外での販売がそれほどの重要性を持たないのかどうかは知らないけれど、買った人が製品機能を十分に使いこなせるような説明書をつけて販売すれば、売上はもっと拡大するのに、と思う。
Posted by てんも at 00時14分 パーマリンク
2008年01月31日(木)
タイの歯医者さん [タイで生活]
食事中に歯の詰め物が取れた。すぐに近所の歯科クリニックに駆け込むと、若い先生が対応してくれた。
日本で治療を受けて、10年は経っていることを告げると、それでは仕方ありませんね。と言われた。
歯も、年数が経ったら再治療が必要になることを初めて知った。
先生は、キーンと音を立てて少し歯を削り、ちょいちょいと詰め物をしてくれた。そして仕上げに何度も指で歯をこすり、ギザギザが残っていないか確認してくれた。とても満足な仕上がりで、550バーツ(約1700円)。1日で治療が終了したことに感動。
ついでに、同様に治療からかなりの年数が経っている被せ物をしてある歯も、専門の先生が来る日に予約を入れて、改めて見てもらうことになった。タイでは同じ歯科医でも、入れ歯専門、矯正専門等、細かい専門に分かれていて、専門の先生が決められた曜日に各クリニックに出張することがあるらしい。
若い先生が、
「まず専門の先生に診断していただいて、その上で治療方針を決めましょう。方針によっては専門の先生が治療をすることもありますし、再度私が担当することもあります」とはっきり伝えてくれたのにも好感が持てた。
Posted by てんも at 10時39分 パーマリンク
2008年01月30日(水)
アンケートの必須事項 [アメージングタイランド]
タイでよく見るアンケート用紙には、必須項目か?と思うほど決まって次の項目がある。
現在の職業
最終学歴
月収
先日依頼されたアンケートも同様である。
これは名門小学校のお受験申し込み用紙ではない。特定集団に対する健康意識の調査である。
一般国民に対する健康意識ならば、職業や学歴・収入から何らかの傾向を見出すことも可能かもしれないが、すでに調査対象が限定されている場合、月収を聞くことには何の意味もない。
アンケート作成者は、これらの事項はアンケートでは必ず聞く事項だ、と信じているのだろうか。
私はどうしても「こういう情報を意味もなく提出したくない」と天邪鬼な気持ちになって回答しないことも多いのだけれど、周囲のタイ人は特に気にする様子もなく素直に回答している。こういう情報を「個人情報」と思って身構えてしまう必要がないのは、良いことなのかもしれない。タイはまだ穏やかな国だということなのだろうか。
Posted by てんも at 13時17分 パーマリンク
2008年01月29日(火)
タイの楽譜 [アメージングタイランド]
すごいものを目にしてしまった。タイの小学校で使われている楽譜。
スタッフによると、子供の頃はこういう楽譜で音楽の授業を受けるのだそうだ。
それぞれの文字が音を表しているのは分かる。
ドー・デックは ド
ロー・ルアは レ
モー・マーは ミ
しかしこれだと、音の高低が分からない。
高いドの音なのか、低いドの音なのかが分からないのだ。
一応、高い音の場合は文字の上に黒丸をつけるという決まりがあるらしいが、付け忘れているらしいものもある。
つまりこの楽譜(?)は、耳で聴いて知っている曲を笛で吹くときに指使いのヒントとして見るものらしい。
「全く知らない曲をこの楽譜だけで演奏する」というのはこの楽譜の正しい使い方ではないようだ。
Posted by てんも at 00時26分 パーマリンク
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