2008年02月14日(木)
タイのバレンタイン [タイで生活]
いつもより車の量が多いと思ったら、バレンタインだった。
いつもより少しだけ早く家を出て、花を買う人が多かったらしい。
タイのバレンタインデーは、チョコレートはあまり関係ないらしい。たいていは、花やカード、ハート型のシールをプレゼントする。
女の子が男の子にプレゼントする、という決まりもない。
誰もが、自分の「好きな人」にあげるのだ。好きな人には同性も含まれる。仲の良い友達、上司、先生、家族もその対象になる。日ごろの感謝を現す機会にもなっているようだ。
だから男の子が花を買う姿も珍しくない。
昨日の夕方見かけたのは、中学生の女の子が朝買ったらしいバラの花束を大事そうに抱えて歩く姿。あれはきっとお母さんに渡すのだろう。もうバラはすでに元気なくしおれていたけれど、あのバラの花をもらったお母さんにとってはきっと世界一美しいバラに見えただろう。
Posted by てんも at 10時44分 パーマリンク
2008年02月13日(水)
バラの香りの切手 [タイで生活]
Posted by てんも at 00時24分 パーマリンク
2008年02月12日(火)
快適な温度 [タイで生活]
しばらく季節外れの涼しい天気が続いた。天気がころころ変わるため、体調を崩す人も続出したが、涼しい日々は快適な日々だった。
何よりも虫が少ない。蚊やアリに悩まされずに過ごすことができるのは、それだけで快適な日々だ。
ちょうど日本のお花見の季節のような涼しい乾燥した天気は、暑いタイの温度に慣れた肌にはことさら涼しく、過ごしやすく感じた。
この頃の人々の挨拶は「最近涼しくていいね〜」だった。
ところが、タイらしい暑さが戻るにつれ、虫達が元気になってきた。
湿度と温度が上がると活動する蚊とアリの数も増える。
それで感じたのだが、タイ本来の温度というのは、人よりも虫に快適な温度なのではなかろうか。
虫が元気になるのと反比例して「あーあ、また暑くなってきた」とうんざり顔の人。
タイの温度と湿度は虫に快適な環境なのだと思う。
Posted by てんも at 07時26分 パーマリンク
2008年02月11日(月)
しつけ [タイで生活]
モーリさん(夫母)夫妻が旅行に出かけたので、数日間モーリ邸で留守番をした。
留守番で大変なのが犬の世話である。何しろ犬は、普段から相当にその意志を尊重されているために人間の言うことなど聞かない。特に番犬については、「犬はコントロールできないもの」という共通認識があるような気がする。
一応の主従関係はある。モーリさん夫妻は「ご主人」であり、外から帰ってくると鳴いて喜ぶ。尻尾も振る。
でも、門の外に出てしまった犬をモーリさんが「こっちに来い」と呼んでも絶対に来ない。気が済むまで遊ばないと帰ってこない。
あまり人間の言うことを素直に聞く犬だと、番犬として役に立たない、という理由もあるかもしれない。「野生」の部分を残しておかないと、怪しい侵入者に吠え付いたり噛み付いたりできないのだ。
それは分かってはいるが、親戚が来た時、飼い主の友人が来た時など、飼い主と親しく話をする人間に対しては吠えない、などの分別がつかないものか。モーリさんのお友達が訪ねてきても、あまりに吠え声がうるさくて会話ができないほどだ。その場ではモーリさんも犬を叱るが、全く効果なし。
「待て」と言われれば目の前の大好物も我慢する日本の犬と比べて、日本的なしつけを一切されていないタイの犬との距離のとり方は非常に難しく、日本的な可愛がり方しか知らない私はタイの犬とあまり仲良くなれない。
犬の方も、私には吠えないし姿を見れば尻尾を振ってくれるが、おそらく序列は自分の方が上だと理解しているだろう。
「たまにお菓子をくれる近所の人」ぐらいに思っているかもしれない。
Posted by てんも at 12時32分 パーマリンク
2008年02月10日(日)
絶対大丈夫。 [タイで生活]
タイで暮らしていて、「絶対大丈夫。」と言う人ほど、実は全然大丈夫ではない、ということを学んだ。
タイの地方都市の地元業者さんには特にその傾向が強い。カーテン取り付けとか、窓枠の取り付けとか、クーラーの取り付けとか、電気工事とか。
見積もりに来て「大丈夫、絶対に3日で仕上げるよ」
と太鼓判を押す人。
自信満々のその顔を見ると「99%、3日では間に合わないな」と分かる。
案の定、約束の3日後には現れない。
この場合、電話連絡もないことの方が多い。
こちらから電話してようやく、「今日は間に合わない」と言う。
この場合の理由は結構幅広いが、たいていは3パターンの中の1つだ。
・担当者が体調を崩した(風邪/下痢/じんましん)
・車が壊れた(パンク/エンジンの故障)
・部品が納入されない
とにかく、3日前のあの勢いはどこへ行ったのだ、と突っ込みたいけれど、いくら騒いでも納期が縮まる訳ではないので、怒るだけ損だと思ってしまう。
「間に合わないな」という自分の直感が正しかったことに少し気を良くして後は冷静に仕事が完成するまで待つだけだ。
約束に間に合わないことに慣れてしまい、「ま、いいか」と思ってしまうこと、本当はいけないことだと思う。
でも、いちいち怒っていたら身がもたないのだ。だからあきらめて「そういうものなのだ」と思う。それが精神衛生上一番良いから。
「せめて、自分は約束をきちんと守るぞ」と心に誓い、彼らを反面教師にするのみなのだ。
Posted by てんも at 00時11分 パーマリンク
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