2008年05月03日(土)
タイ電報サービス最後の日 [タイで生活]
2008年4月30日、タイの電報サービスが終了した。
誰もが携帯電話を持っているご時世である。モーリさん(夫母)も夫婦で1台ずつ持っている。
電報サービスが終わるのも仕方がないことなのかもしれない。
その最終日に郵便局(タイの電報は郵便局で送る)から送った電報が、2日後に到着した。
電報なのに、2日もかかるのか?と思ったが、考えることは皆同じらしく、最終日に「記念電報」を送ろうと考えた人が郵便局の窓口で長い長い列を作ったらしい。
今日郵便局に行ったスタッフによると、電報送付作業は未だに続いており、郵便局の人は2日連続深夜まで残業続きだそうだ。
電報の料金は「1字いくら」ではなく、「1単語いくら」でカウントする。だから、電報を打つ人の隣でもう一人が単語数をカウントしていたそうだ。手作業なのである。
「もう‘電報’という言葉はしばらく聞きたくないわ・・・」窓口のおばちゃんはげっそりしていたらしい。
電報サービス最終日は、しんみり寂しい1日ではなく、タイらしく、どたばた大混乱の1日だったらしい。
Posted by てんも at 00時30分