2008年07月06日(日)
優秀な保険担当者 [タイで生活]
タイの保険は「どの会社の保険に入るか」ということより「どの担当者の保険に入るか」ということの方が大切なようだ。
顧客のニーズにあった情報を提供してくれるかどうか、何かあった時に、どれほど顧客に有利な書類を作成してくれるか、そして保険内容にどれだけ精通しているか、これらは、担当者によって大きく異なる。
だから同じ保険に入っていても、担当者が異なれば受け取る補償に差が出ることも十分にあり得るらしいのだ。
そんなこんなで、「非常に優秀な担当者」だという紹介を受けた方に来ていただいた。
ところが、話を進めるうちに、だんだん不安になってきた。優秀だというその方は、自らの経験を元に話を進める。
「パンフレットには、このケースには保険がおりないって書いてあるけど・・・」
「全く問題ありません。通常保険会社はそんな細かいところまで調査しませんから」
「え?でも要件を満たしてないでしょ?」
「大丈夫。これまでも、同じケースで私のお客さんは全員保険金を受取っています」
その方の自信に満ちあふれすぎている笑顔に、不安が膨らむ。
こういう場合、問題がない時には問題ないが、問題が発生した時にはどうにもならないのだ。
これはダメだと判断して、結局そのままお帰りいただいた。
Posted by てんも at 00時30分