2009年07月31日(金)
アジャーンと呼ばれて [タイで生活]
最近、ナムトーフ売りのおじさんから「アジャーン」と呼ばれるようになった。
アジャーンというのは「大学の先生」のこと。アジャーンという名前には、どことなく重々しさがある。
私は先生ではないし、偉くもない。だから「アジャーン」と呼ばれるのは抵抗がある。いつもその呼び方は拒否している。
でも、今回の場合、使っているおじさんは非常に軽い気持ちで使っているようなので、そのまま受け流している。
だいたい、おじさんにとって、お客である私は非常に呼びづらい対象だ。
「ノーン」と呼ぶほどには年下ではない。もちろん、「ピー」ではない。たまに、明らかに年下な相手に向かってへりくだって「ピー」と呼ぶこともあるけれど、おじさんと私の間にそこまでの格差はない。いつも友達モードで話をしている間柄だ。
「アジャーン」の奥さんだから、ついでにアジャーンと呼んでしまえ。そんなところだろう。
そういえば、学校の先生をしていたモーリさんも「アジャーン」と呼ばれることがあり、そんなときはモーリさんご主人までやっぱりついでに「アジャーン」と呼ばれている。
使っておけば相手の気分を害することはない、便利な言葉なのだと思う。
Posted by てんも at 00時44分