2008年09月02日(火)
政治家の年齢 [タイで生活]
議会で発言する民主党党首のアピシット氏の姿が放映されていた。タイ政界NO.1のハンサムさんである。ニュースクリップでは「容姿端麗、高学歴の名門エリート」と表現されている。
英国生まれで、途中タイに戻るも再び英国に戻り、オックスフォード大学卒業である。英国暮らしが長いにも関わらず、この方のタイ語には外国訛りがなく、言葉遣いも美しい。
原稿も読まずに40分、政治レベルではなくもはや国民レベルで「サマック首相の退陣を要求する民主主義市民連合支持派」「サマック首相支持派」「そのどちらをも支持しない派」という3つに断絶してしまった国の現状、その対応策について理論的に説明していた。「間」の取り方が絶妙で、思わず話に引き込まれてしまう。こういう上品な語り口にタイ語の響きはよく似合う。
30代にも見えなくないこの方の年齢が40代。そして渦中の人、サマック首相はこの方を「30歳も年下の若造」呼ばわりしたらしい。ということは、サマック首相は70歳を越えているということか。
あまりに元気でエネルギッシュなので、根拠もなく60代と理解していたのに、70代だったとは・・・。タイの70代のイメージとはあまりにもかけ離れている。
政治家の年齢は、一般市民の年齢より10歳は若いと思う。
Posted by てんも at 00時30分