2007年09月23日(日)
レモングラスと肥沃な大地 [タイの野菜・地産地消]
モーリさん(夫母)の果樹園に、レモングラスが突き刺してあった。
「丁寧に植えた」というよりは、どう見ても「突き刺した」という印象の方が強い。
「こんなんで根付くのかしら?? いや、この魔法のように果物がどんどん大きくなる果樹園のことだから、きっと根付くんだろうなぁ」と思いつつ1週間がたった。
明らかに緑が増えて、根付いている。
海に近いせいか、土というよりも、砂のような地面なのに、植物がすくすくと成長するのだ。
さて、レモングラスといえば、タイを代表する「健康に良い香味野菜」。
これを健康志向のモーリさんはいったいどんな風に調理するのだろうか。今から味見をさせてもらうのが楽しみだ。
Posted by てんも at 00時12分 パーマリンク
2007年08月02日(木)
モーリさんの家庭菜園(ガパオ) [タイの野菜・地産地消]
安全な野菜といえば、地産池消のタイ野菜の家庭菜園かもしれない。そろそろ果樹園と化してきたモーリさん(夫母)の庭はタイ野菜が元気だ。
この植物には、特に農薬を使わずとも虫もつかないようだ。
ガパオ・ムーサップ(豚ひき肉のホーリーバジル炒め)はモーリさんの得意料理。
強火で一気に炒めること、マナオ(ライム)を少々絞りいれることがコツなんだそうだ。
Posted by てんも at 00時04分 パーマリンク
2007年07月30日(月)
農薬と虫の関係 [タイの野菜・地産地消]
タイの野菜は大量の農薬が使用されていて危ない、とよく聞くが、ならばどうすれば良いのか、その対策はいまいち分からない。モーリさん(夫母)は買ってきた野菜を30分以上水につけている。塩水につけるという人もいる。
友人に教えてもらって、市場ではなるべく虫食いの多いものを選んでいる。最近利用している店は虫食い率が非常に多い。つまりは農薬の使用が少ないのだろう、と楽観的に考えることにしている。
先日買ってきた白菜は、縦に割ったら柔らかい葉に黄色のゼリー状のものがびっしりついていた。虫の卵だろうか。水で洗ってもなかなか落ちず、結局その部分を切り落として使ったら1/4ぐらい減ってしまった。安全な野菜を食べたいと言いながら、虫との共存はできない自分の軟弱さを痛感。
タイで家庭菜園をしている人が、無農薬で育てた丸ナスを収穫して「さぁ食べよう」と張り切って包丁を入れたところ、中が虫だらけでがっかりした、と言っていた。農薬を全く使わないで野菜を育てることは、きっとすごく難しいのだと思う。人間が美味しいと思う野菜は、虫にとってもきっと美味しいのだ。
日本で家庭菜園をしている人は、「大量生産しようと思うと安全のためにかなりの量の農薬散布が必要だが、自分で食べる分であれば農薬を加減して使用することができる。」と言っていた。
趣味と実益を兼ねた家庭菜園。それがひとつのヒントなのかな。
Posted by てんも at 00時34分 パーマリンク
2007年07月24日(火)
マンフアプアク(里芋) [タイの野菜・地産地消]
里芋だ〜!!と思ったら、市場のお姉さんは「プアク(タロイモ)」だと言う。たしかに隣には大きいサイズのタロイモがあった。でも、この小粒のは里芋じゃないの?
調べたら同じ仲間だった。
プアクといえば、アイスクリームやパンの餡で利用される時は必ず紫色だから、「タロイモは紫色」と思い込んでいたけれど、あれは着色なのか。
茹でて売られているので、そのまま皮をむけばおやつ代わりになってしまう。ヘルシーなおやつだ。
1袋10バーツ。
Posted by てんも at 00時18分 パーマリンク
2007年07月23日(月)
魚の毒 [タイの野菜・地産地消]
魚料理のレパートリーを増やすべく、いろいろな魚料理にチャレンジしようと思った矢先の出来事。
市場のおばちゃんが「ガポンデーン」だと言う魚を購入して、香味野菜の上で蒸してさっぱりといただいた。
その後「ガポンデーンってたしかフエダイと言うのだったな」と、インターネットで調べていると、気になる写真が。
その名も「イッテンフエダイ」。シガテラという毒を持つ可能性のある魚だと言う。
毒!? もう食べて数時間たっているから、私が買った魚には毒はなかった。
でも・・・似ている。黒い斑点の位置が同じだ。
ただし、私が買ってきたのは斑点が薄い。この中途半端な斑点を、どう判断すれば良いのだろう?
近所のお魚博士(水産学専門)に質問したら、私が買って来た魚はやはりイッテンフエダイなのだそうだ。タイ名を「ガポンパーン」という。見た目が似ているため、市場でも「ガポンデーン」と呼ばれているそうだが、実際は「ガポンパーン」。
熱帯海域に生息するガポンバーンは有毒藻類を食べ、毒を持つ可能性があるのだが、タイ周辺にいるガポンバーンは安全だということだった。ホッ。
この出来事で、気を引き締めた。魚にも有毒のものがあるのだ。市場にだって、有毒のものがまぎれていないとも限らない。見慣れない魚の名前を聞くと、
「今日初めて獲れた魚で、名前は分からない。調理法も分からない」
という答えが返ってきたこともある。
ウェブサイトなどで正確な知識を身につけることが必要だな。
Posted by てんも at 00時32分 パーマリンク
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