タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2007年12月02日(日)

付き添い [タイで生活]

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付き添い

腹痛で病院に担ぎ込まれた親戚(50代男性)は、検査のために入院することになった。
困ったのは「付き添い」がいないことだ。奥さんは看護師として働いているので、同じ病院内にいるとはいえ、自分の夫の側ばかりにいられる訳ではない。
息子は会社務め、娘は遠くの大学に通っている。

タイの人は、個人主義の部分が強い割りに、性別、年齢関係なく、夜一人で家にいられない人が多い。自分の家にもいられないのだから、病室に一人でいられる訳がない。

家族も「誰もいないときに何か起きたらどうする!」と患者を一人にすることを極端に嫌う。
そのあたりの感覚は正直なところいまいちよく分からないのだけれど、親戚が早く治ることを祈る。

Posted by てんも at 00時02分   パーマリンク

2007年12月01日(土)

医師の告知 [タイで生活]

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医師の告知

親戚が激しい腹痛で病院に担ぎ込まれた。

痛みの具合を説明する患者と家族に向かって、若い医師が言ったこと。
「痛みの部位、様子から推測すると、ガンの可能性もありますね」

まだ、検査前の時点である。親戚一同絶句。

検査の結果、幸運なことにこの医師の推測は外れていたことがわかったが、いくらマイペンライのお国柄でも、この医師の無神経な言動は非常識で、周囲の誰もがあきれていた。

しかし、本人の前で病気の話をすることは普通のことらしい。本人への告知の問題、という話はあまり聞かない。
そういえば、周囲にも自分の病気の詳細を把握している人が多い。スタッフに聞いてみると、「本人の病気について、なぜ本人に教えてあげないのですか?」とキョトンとされた。
このあたりの感覚というのは、「風土」とか「気質」とか、その土地の人が「暗黙の前提」として共有している「価値観」にも影響されるのかなと思った。

Posted by てんも at 15時52分   パーマリンク

2007年11月30日(金)

太陽と北風 [タイで生活]

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太陽と北風

木枯らしが吹いている。

恐らく、日本から来た人にとってはまだまだ「暑い」部類に入るであろう最近のタイ東部の気候だが、熱帯の気候に慣れてしまった体には「寒い」としか感じない。

特に朝まだ太陽が顔をのぞかせる前の風にはブルブルしてしまう。

ところが、日中太陽がギラギラ輝きだすと、やはりクーラーなしでは暑すぎる。
最近、太陽がまぶしくて、目を開けていられないことがある。
仕事で目を酷使しているのでその影響かと思っていたのだけれど、在バンコクのお友達によると、最近の太陽光線は非常にきついのだという。
自分の目が悪いのではなくてよかった、と安心した。

北風と太陽が混在するこの季節は毎年1週間ほど。タイの短い冬が終わると、1番暑い4月に向かって少しずつ気温が上昇していく。来週はきっと暖かくなると思う。

Posted by てんも at 11時06分   パーマリンク

2007年11月29日(木)

犬のケンカ [タイで生活]

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犬のケンカ

昨日犬のことを書いたと思ったら、今朝犬のことでちょっとした事件があった。犬同士のケンカである。

3匹の中では体が一番小さい中型犬の「メム」という犬は、気性が激しく何かと言うと他の2匹に吠え掛かったり噛み付いたりする。
3匹の中で一番からだの大きい「エニー」は丸々と太って人懐こい犬で、吠えることはあっても噛み付くことはない。

そのメムとエニーがケンカした。

メムがあまりにしつこく吠えたり噛み付いたりするので、さすがの温厚なエニーも腹に据えかねて噛み付き返した。
そこから本当のケンカの始まりである。ケンカというより死闘に近いかもしれない。
ガルル・・・と獣のような唸り声をあげながら、組み合ってお互いの体をかみ付き合う。

3匹目の唯一のオスは、メス同士のケンカをオロオロ見守るばかり。

本気でケンカしている2匹を止めることは、たとえ主人でもできない。ほどなく2匹の体はお互いの血で染まり始めた。

日本の飼い犬が血をダラダラ流すまでケンカする、というのはあまり聞いたことがない。やはり番犬は野犬に近いのかもしれない。

ケンカの勢いが収まり始めたところで、おじいちゃんが2匹を引き離す。ケンカを売ったメムはこっぴどく叱られた。
私がタイの犬を扱えるようになるには、まだまだ修行が必要だ。

Posted by てんも at 09時26分   パーマリンク

2007年11月28日(水)

犬との距離感 [タイで生活]

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犬との関係間

タイの犬が苦手だ。

日本の実家には家族と同居している犬がいて、家族の末っ子の様な扱いをしていた。犬は大好き。
だからこそ、タイの犬との距離のとり方が難しくて敬遠してしまう。犬を触った後は必ず手を洗いなさい、と言われるのも面倒くさい。

最近はタイでも小型犬を家の中で飼う人も出てきたようだけれど、主流はやはり庭に放し飼いの番犬。

モーリさん(夫母)宅には、獰猛に見える番犬が3匹いる。
体が大きいし、よく吠えるので迫力があるのだ。
実際は私が近づけば尻尾を振るし、愛嬌があるけれど、でも人間の言うことに100%服従するわけではない。
モーリさんも口癖の様に言う。「犬に絶対に気を許してはいけない。小さな子を犬に近づけてはいけない」

犬が人や他の動物に噛み付こうと思えば、飼い主にそれを禁じる術はない。その野生の部分が残っていないと、番犬としては役立たないということかもしれない。
見知らぬ人が来ると思い切り吠える。非常にうるさい。でも、モーリさん達は口では「うるさい!」というけれど本気では叱らない。

やり方次第では、日本の犬のように主人の命令に絶対服従の「躾」もできると思うが、人間と犬とが一定の距離感を保たないと、番犬ではなくなってしまうようだ。

Posted by てんも at 00時44分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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