タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年03月26日(日)

マンゴー兄ちゃんの正体 [アメージングタイランド]

マンゴーにかぶれる私だが、マンゴーを食べないわけにはいかない。
暑くて、「あぁ、冷たいソーメンでもさっぱりと・・・」なんて甘えたくなる心と体に鞭打って、マンゴーを食すのだ。

暑い熱帯の真夏に、ねっとりとろ〜りのトロピカルフルーツ。
そのとろける甘さに、パワー充電。
よしっ!と元気が湧いてくる。
鰻を食べられない私にとっては鰻代わり。

最近近所にできたマンゴー有名店、クルー・オーの看板をつけた屋台(フランチャイズか?)にマンゴーを2日連続で買いに行った。

初日にマンゴーを切ってくれたのは、親指に指輪をした、眼光鋭いお兄さん。いかにも、危ない橋を渡ってきましたが、今はもう足をあらいましたぜ、って感じ。
でも、さすがにその筋の人だけあって、挨拶がきちんとしている。「ありがとうございます!」と気持ちのいい挨拶をされて、こちらまで背筋が伸びる思い。
香港のやくざ映画に出てくるかっこいいお兄さんのようなその姿が印象的だった。

ところが・・・二日目に店の奥から出てきたそのお兄さんは、顔全体に白粉をはたいていた。

え?・・・え!?・・・え、ええええーーーーー!!?!!

そうなの?そうだったの? 
昨日は全然気づかなかった・・・。

心なしかお兄さんの仕草もナヨナヨとして見えてきた。

ああ、本当なんだな。香港映画のかっこいいお兄さんは、内面は女性だったのだ。そういう人を見分ける目に自信がついてきた頃だったので、余計にショック。
まだまだ、修行が足りない私です。

Posted by てんも at 02時04分   パーマリンク

2006年03月10日(金)

今どきのタイの若者 [アメージングタイランド]

今どきの若者は・・・ってことは言いたくないと思っていた。それを言ってしまうということは、年をとったということだから。

でも、どうしても言わなくてはならない!!

我が社のスタッフの一部にギックがいるというのだ・・・(泣)男のスタッフではない。女のスタッフだ!!
ギックというのは、数年前から急に市民権を得た言葉で、本命以外の恋人。いや、友達以上恋人未満の関係だという。
本命の恋人からみればある種の浮気には違いないので、もちろん本命には内緒で一緒に遊びに行ったりする。

そうやって器用に人生を楽しむしたたかさというのは、純情なタイ人女性のイメージとは対極にある。
うちのスタッフというのは、バンコクにお使いに行かせる時には乗り換え駅までちゃんと教えてあげないと途中で迷子になってしまう、おっとりした子たちばかり。
その子たちでさえ、ギックがいる、ということに私は大きな衝撃を受けた。

女の子の間で流行した肌の露出度の高い服サーイ・ディアウが社会問題となったのはつい最近のこと。
あれから数年しか経っていないのに、サーイ・ディアウを街で見かけても、わざわざ反応する人もいなくなり、女の子が複数の男の子との恋愛(ごっこ)を楽しむようになった。

時代はどんどん変わっていって、私が知っていたタイ社会はだんだんと「昔のタイ社会」になりつつあるのかもしれない。

画像(101x84)

ギック(友達以上恋人未満)

Posted by てんも at 09時22分   パーマリンク

2006年03月06日(月)

プロジェクト解散の怪 [アメージングタイランド]

去年の11月に美しくライトアップされたプールサイドの食べ放題でサーモン料理を堪能した、近所の白人用高齢者保養施設(コンドミニアム)のお話

あの食べ放題は、そろそろなくなるという。
レストランではすでに朝食の提供もやめているという。
そして、そこで勤務していたスタッフの数を減らしているという。

なぜ?
と聞いたら、
全戸完売したから、販売促進プロジェクトも解散したのだ、という。

販売促進期間は、毎晩プールサイドのレストランで食べ放題のディナーを開催し、住人や見学者を喜ばせていた。
ちなみに、このレストランはタイ人のみの集団は出入りできない。完全にファラン用のレストラン。

全戸完売して、これ以上促進活動を行う必要もないし、購入したオーナーも、外で安い料理を食べたいから、レストランのサービスがなくなっても困らない。それに外国人は皆午後から起き出すので朝食がなくても困らない。

説明してくれたのは以前そこでスタッフとして勤務していたタイ人なので、非常にタイ的な説明の仕方をしてくれたのだけれど、数十戸ある部屋に宿泊している人の中には、早起きの人もいるし、レストランで食事をしたい人もいると思うのだけれど・・・
売り渡したら、あとは通常のコンドミニアムと同じサービスの提供のみ、つまり、守衛を門の守衛所に置くのみだという。

見学に来て、あのレストランが気に入って購入を決めた人は、どう思うのだろう??

Posted by てんも at 08時26分   パーマリンク

2006年02月19日(日)

久々に完敗 [アメージングタイランド]

最近、水道水の出が悪い。
去年からタイ東部の水不足についてはいろいろ言われていたし、パタヤやシーラチャでは昼に水が流れないこともあったようだが、その影響がついに身近にやってきたのかもしれない。

タイで暮らしていると、だんだんと停電や断水にも慣れるけれど、両方経験して、なくて困るのは圧倒的に水の方だと分かった。
電気はなくてもなんとかなるのだ。
もちろん、仕事にならないし、電気はつかないし、エアコンは動かないし、エレベータも動かないから、ものすごく不便である。しかし、電気には代用品がある。

電灯が使えなければ、ろうそくや懐中電灯がある。
ポットや温水器が使えなければ、炭で火をおこせばお湯を沸かせる。
エアコンが使えなければ、うちわがある。
エレベータが使えなければ、階段がある。
パソコンは使えないし、電子メールのやり取りもできないので、仕事には重大な支障をきたすことは確かだが、生活への影響はまだ少ない。

しかし、水がないと、どうにもならない。
お風呂に入れないのはもちろん、食器を洗う水、トイレを流す水にも困るのだ。
タイの水道水は飲めないので、買ってくる飲み水には困らないけれど、炊事洗濯など家事のほとんどすべてができなくなってしまう。

だから、水がない、というのは、恐怖だ。

最近特にぷーちゃん実家の前にある事務所の水の出が悪いので、ずっと気になっていた。

昨日、コンクリの輪が10個重なっているものが事務所の前の庭に到着した。
???あれなに?

とモーリさんに聞くと、「あれで水をためるのよ」と教えてくれた。
ああそうか、水道が流れている時間に水をためておくタンクか。

と、理解した。

ところが、今日どこからか作業者の人が来て、庭をどんどん掘って石の輪を入れていった。そして、石の輪の中にある土をどんどん運び出す。バケツリレーである。

なんだ?何をしているのだ??

井戸を掘っているんだよ。

ぷーちゃんが言った。

まさか、いくらなんでも、庭をちょこっと掘るだけで、井戸が出来るわけがない。
そう、笑っていたら、本当に水が出てきた・・・

ほうーらね。勝ち誇ったぷーちゃんの隣で、私がボーゼンとしたことは言うまでもない。

人の手で3メートルほど掘ったら水が出る庭なんて、そんなのあるの?
これもまた、タイの自然の恵みなんだろうか。

なににしろ、心強いことだ。
これで、水道水が流れなくても、事務所のトイレや洗面台の水に困ることはなくなった。

タイの底知れないアメージングワールドに久々に完敗した一日だった。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

水が出てきた!!

Posted by てんも at 00時08分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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