2006年04月11日(火)
浅漬けとかぬか漬けとか [タイで生活]
本当はね、浅漬けとか、ぬか漬けとか、タイにいるから作れないのではない。
今日のおかずは野菜の一夜漬け。
千切りにした野菜に軽く塩を振りかけて冷蔵庫に入れるだけ。
細く切った昆布を野菜と一緒に混ぜたり、食べる前に梅干を刻んでまぶしたり、ゴマを振りかけたり、タイにいながらもおいしい漬物をバリエーション豊富に作ることもできる。
だけど、それが続かない。
仕事の締め切りが近づいたり、倦怠感や睡魔に襲われる時期になったり、理由はいろいろだけれど、日々の生活で、
「野菜を刻んで下ごしらえをして冷蔵庫に入れておく」
たったそれだけのことが実行できないときがあるのだ。
生活力がある人っていうのは、そういう波が最小限なのだと思う。
継続するってこと、それが今の私の目標。
Posted by てんも at 08時14分 パーマリンク
2006年04月10日(月)
警察のお仕事 [タイで生活]
ソンクラーンを控え、ガンガン暑さが増しているタイである。
とにかく暑い。暑いせいか、週末にバンコクから海に遊びに来る人の数が急増。道が混んで混んで。
まだソンクランじゃないのに、と思う。
そして、3差路や交差点など、危ないポイントにはすでに警察の検問テントが設置され、すでにソンクランの準備態勢が整っている。
そして、たまたま通りかかってしまったオートバイのノーヘルとか無免許運転を取り締まってウォーミングアップをしている。
警察も、ソンクラン中は酔っ払って少し大胆になった人々にザバンと水をぶっかけられたりして、ご苦労様である。
聞くところによると、警察官向けにソンクラン期間中は休暇を取ってはならないという通知が出たとか。
その苦労が報われて、今年の事故件数が減少するといいのだけれど。
Posted by てんも at 08時43分 パーマリンク
2006年04月09日(日)
久々の日本で驚いたこと [タイで生活]
前回日本に帰ったのは、1年前の4月。
その頃にはまだ、ここまで徹底していなかった。
日本では、電車の中で携帯電話を使ってはいけない。
着信もマナーモードに。
そして、必要がある時には、電話ではなく、メール機能でパシパシ打てば、周囲に迷惑がかからない。
最初そんな決まりごとに気づかず、ローミング携帯をそのまま所持していた。
タイから、それと知らずに友人が電話をしてきた。
着信音が車内に鳴り響き、タイ語で会話。
「ごめーん。今日本なの。戻ったら電話するから」
その時は携帯マナーのことを知らなかったので、周囲の視線も気づかなかったけれど、今考えるときっと冷たい視線を浴びていたと思う・・・。
これから日本に行かれる方、ローミングの電話もマナーモードに切り替えていかれることをお奨めする。
なお、ローミング携帯は電話の使用はできるけれど、メールの送受信はできないので、電車での移動が多い場合、あまり役に立たないかもしれない。
私は車内マナーを訴えるポスターを目にして、この日本の新たなマナーを知り、移動の途中で訪問先に連絡をとるつもりがタイミングがつかめず、結局最寄り駅に到着してから連絡した。
ほんの少し、浦島太郎の気分を味わった。
Posted by てんも at 08時28分 パーマリンク
2006年04月08日(土)
豪華な食事 [タイで生活]
短い日本滞在を追え、タイに帰国。やはり暑い。
でも、住み慣れた家(もう8年目・・・)、働く場所、そして家族。やはりここが、今の自分の居場所なのだな、と実感。
次回は少し間が空いてもいいから、家族全員で日本に行こう。ホテルに泊まってもいいから、日本の景色、日本の食事をみんなで味わおう。そう思いながら、帰ってきた。
タイに戻って最初の食事は恒例の、お土産シリーズ。
日本直輸入の食事はそれだけで豪勢である。
今回は大人にキムチとツボ漬け。子供にはキャラクターもののふりかけとチキンラーメン。
これだけ。でも、みんな目を輝かせて食べる。
久々に食べるから、おいしいのだと思う。
漬物だけでご飯を食べる。
そんなあっさりの食事が逆に贅沢なものになる。
泊めてもらった友人の家では野菜たっぷりの和食中心の食事だった。食べながら気づいた。朝食にいただいた自家製ふりかけ、梅干、その他のお惣菜や具沢山お味噌汁。それらすべてには一滴の油も使われていない。
暑いタイで生活するには、油も必要かもしれない。
それは昼食で摂取できることだろう。
だからせめて朝食には、油を使わない和食を用意しよう。
今回の旅でも、自らの食生活を振り返る貴重な体験ができた。
Posted by てんも at 08時06分 パーマリンク
2006年04月07日(金)
年をとったときに頼りになるのは [タイで生活]
実は現在日本に潜伏中である。
仕事で単身やってきたので、短期間の滞在。もうすぐタイに戻る。
海外で生活していると、心の片隅で気になるのが、自分の「帰る場所」のこと。
いつかは親もいなくなり、実家がなくなったり、実家には兄弟姉妹の家族が住むようになると、「帰る場所」がなくなるのではないか。
自分の帰る先であった場所が、自分にとってあまりなじみのない場所に変わっていってしまう。
自分の国に帰るのに、どこか「お客さん」の立場としてホテルに宿泊するようになるのかもしれない。
帰る場所を失う恐怖。
もちろん、日本国内にいても同じ気持ちを持つと思うけれど、海外にいると、帰る場所を失うということはことさらに寂しいことに思える。
今回短期間の滞在であることもあって、実家には泊まらなかった。友人宅に泊めていただいた。
「鍵も用意しておくから、いつでも帰ってきてね」と言ってくれた友人の言葉がどれほどありがたかったか。
あらかじめ帰国を伝えておいた数人の友人からは立て続けに、食事のお誘いをいただいた。帰る場所を失う恐怖を抱えていた私にとって、このお誘いは心強く、嬉しいものだった。
結局のところ、離れて暮らしながらも、人生を励ましあって一緒に歩んでいけるのは同世代の友人かもしれない。
友達のありがたさを実感した短い帰国だった。
Posted by てんも at 00時00分 パーマリンク
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