2006年04月22日(土)
年に一度目の前の海に感動する日 [タイで生活]
この日だけは、空も海も青く、なぜか本当にきれいなのだ。
全国的なソンクランとほんの少し時期がズレ、タイ東部地方では「ワン・ライ」と呼ばれる水かけの日がある。
今年の場合、ソンクランが13日から15日。
続いてワン・ライの初日がバンセンにて開催されるのが16日。
その後17日シーラチャ、翌日パタヤ・・・と一日ずつ東へと水かけの会場が移動していく。
水かけに参加したい人たちが全国からピックアップ車に水がめを搭載して参戦する。
そのワン・ライの日にあわせ、バンセンビーチでは砂の仏塔コンテストが開催される。
その名の通り、ビーチの砂にノリをあわせ、仏塔を作り上げる、というコンテスト。
美術系得意なタイの人たちがその腕を競う。
ビーチにズラッと並んだ仏塔は圧巻(仏塔写真集へのリンク)である。
そして不思議なことに、この日だけは海が本当にきれいに写る。
普段は青というよりグレーに近い色なのに、この日仏塔のバックに見える海はエメラルドグリーンに近い。
かつては人気を誇ったこのビーチも、その人気ゆえに訪れる数多くの観光客に汚されてしまい、今や外国人観光客からは見向きもされなくなってしまったが、この日だけは最高の美しさを見せてくれる。
Posted by てんも at 09時56分 パーマリンク
2006年04月21日(金)
おかげでコストが分かってしまった話 [アメージングタイランド]
数年前にバンコクで大流行し、その後時間をかけて東部地方にも広まってきたタピオカパール入りドリンク(チャー・カイムック)という飲み物がある。
普通のアイスティーやアイスコーヒー、またはお好みでタロイモとかストロベリーとか、とにかく甘いジュースの中に大粒のタピオカが入っていて、太いストローで飲む、という飲むオヤツのようなドリンク。
シーラチャ近辺で一番よく見かけたのは2年前だと思う。
あっという間に広まり、結構早く流行が終わった気がする。
今では主役の座をアイスコーヒーに奪われてしまった。
最近、そのタピオカ入りドリンクの新たなバージョンが登場し、飛ぶように売れている。
今までの、ただのジュース、ただの紅茶とは異なり、今回のはカキ氷をミキサーでさらにガリガリに砕きシェイク状にしたチャーイェン・パン、カフェーイェン・パン、にタピオカが入っている。
のどごしさわやかで、暑い夏にぴったりの飲み物。
しかもこのドリンク、なんと10Bで売っている。
おかげでコストが分かってしまった。
初代のタピオカドリンクは20Bで販売されていた。
誰もが「ちょっと高いな」と思いつつも、流行の飲み物だし、おいしいから、と買っていたと思うが、やはりあれはかなり高い価格設定だったのだな、と振り返って思う。
Posted by てんも at 08時09分 パーマリンク
2006年04月20日(木)
新しいお友達ができたのだ [タイで生活]
窓にコツコツ何かがあたる音がする、と思ったら、こんなかわいい小鳥が懸命にオフィスに入ろうとしている。
この鳥、チィーチィーときれいな声で鳴く。
窓側から入れないと分かると、今度は入り口のガラス窓にコツコツ。
なぜそんなにオフィスに入りたいのか分からないけれど、一生懸命に入ろうとしている。
スタッフによると、窓の外の唐辛子を食べにきているんじゃないか、ということ。
顔を上げると、すぐそこにいる小鳥に、なごませてもらうひと時である。
その後に判明した事実。
ええと、我がスタッフの推測によりますと・・・
もしかするとこの子は窓に映った自分の姿に恋をしてしまったのかもしれない。
コツコツと窓にぶつかるのは、中に入りたいのではなく、窓に映った自分に向かっているのではないかと。
ちょっとお間抜けだが、毎日やってくるこの鳥は、弊社のマスコットバードとなった。
Posted by てんも at 14時29分 パーマリンク
2006年04月19日(水)
タイの犬はなぜ車の下が好きなのか [アメージングタイランド]
ほんとに、なぜか車体の下が好きなのだ。
駐車場には必ず、車の下で寝そべる犬達が。
「どけ、どけ〜い」
と言いつつ車に近づくと、
「なんだよ〜。車を動かしちゃうのかよ〜」とでも言いたげな、うらめしい顔でこちらを見る。
そして会社前をうろつく守衛犬兼野良犬は、車のエンジンを切る前にすでに車の下にもぐりこんでいる。
エンジン切った直後の車の下は、暑くないのだろうか??
謎は深まるばかりである。
この犬は、おじいちゃんがもらってきた。
「ピンク色のキレイな犬がいるからもらってきたぞ」と言いながら。
どこがピンク?
家族中のブーイングを受けながらたくましく育っている可愛いやつである。
Posted by てんも at 10時25分 パーマリンク
2006年04月18日(火)
パン屋さんの決断 [アメージングタイランド]
ピザカンパニーや、ブラックキャニオンなどに囲まれて、
いまいちパッとしないパン屋さんがあった。
タイのパンを代表する
イースト菌の良い香が全くしない
それどころか、防腐剤だかなんだか知らないけれど、吐き気を催すようなひどい匂いがする
パンとは言えないパンを置いている割に値段は結構高かったので、うちでは全く利用していなかった。
先日、そのパン屋さんが大変身を遂げた。
なんと、販売するパンの種類を1つに絞っていた。
思い切った決断である。
パン屋さんが選んだのは、メロンパンのコーヒー味版。
そう、バンコクで人々がわざわざ列を作って並んで買うという、噂のローティー・ボーイに「似ている」パンである。
ローティー・ボーイでは「ない」。
ローティー・ボーイに「似た」パンだけ並べて売る。
その勇気にまずは脱帽。
と同時に、いつまでもつんだろうか、という不安も。
オシャレなバンコクっ子の間で好まれているというローティー・ボーイだって、その寿命はそれほど長くないと思う。
熱しやすく冷めやすいのは日本と同じかも。
それなのに、ローティー・ボーイの存在すら知らないチョンブリ地区の人を相手に1個25Bのパンがどれほど売れるのだろうか・・・??
ちなみに私は1個食べてもおなかいっぱいにならず、10Bならまた買うけれど、25Bだと多分もう買わないと思った。
パン屋さんの健闘を祈る。
Posted by てんも at 07時43分 パーマリンク
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