2006年05月31日(水)
お魚団子で完敗の瞬間 [タイで生活]
近所においしいクィティアウ屋さんがある。
例の、ムーサテ屋と仲が悪く、お互いの商品の持ち込みを禁じているお店である。
そこの名物は手作りのルークチン・プラー。お魚団子とでも呼んだらいいだろうか。
つみれのように、魚肉から作られた丸い団子。
つみれよりも歯ざわりが滑らかで、弾力がある。
これを店先で焼き鳥のように串に刺して焼いている。
タイでよく見かける「ルークチン・ボーラーン」そのものである。
これに甘辛いタレをつけて、生野菜とハーブをつまみに食べるのだ。
先日、ルークチン・プラーをお土産用に10本頼んだ。
オフィスのスタッフと一緒に食べようと思ったのだ。
すると支払いの時に女の子に何事か言われた。
「ん?」
「テーム・マーイ・ナ・カ」
「んん???」
実はそのとき頭の中でいろいろと考えていたところだったの突然話しかけられて聞く準備ができていなかった。
という言い訳をしてみても、私が彼女の言葉を聞き取れなかった事実は変わらない。
「ベート・マーイ・ナ・カ(8本ですね)」
と言われたのかな?と思い、10本だよ、と確認しても、クスクス笑われるばかり。
結局彼女の言った言葉の意味を理解できぬまま店を後にし、車のエンジンをスタートさせる頃にようやくひらめいた。
彼女は、「テーム・マーイ・ヌン(一本おまけ)」を「テーム・マーイ」と言ったのだ。
在タイ8年にもなろうというのに、こんな一言が分からなかったなんて・・・
かなりショックな完敗の瞬間だった。
Posted by てんも at 00時34分 パーマリンク
2006年05月30日(火)
猛スピードで、スクールバスは。 [アメージングタイランド]
ここ数日、夕方になると、「ソイの中を」猛スピードで駆け抜けていくバスがある。
これがなんとスクールバスなのだ。どうも最近ドライバーが変わったらしい。
バス自体、よくあるミニバスではなく、観光バスほどの大きさである。
その大きさのバスがソイの中を走ること自体、あまりないこと。
それなのに、そのバスは、疾走するのだ。
バスが通りすぎるとき、あまりの迫力&風圧で、オフィスの窓ががたがた揺れる。ソイの木々もザワザワと揺れ、道路にはみ出た枝は毎回のように折れている。
普通の車でさえ、出さないようなスピードで走っていく。
いつも、犬の一匹二匹轢かれてないだろうか、と心配になる。
しかも、バスの中は無人ではない。子供達が乗っている。
スピードの出しすぎでバランスを崩して倒れたら大惨事である。
バスの中で子供達が震えてないかしら、と見てみると、皆ぐっすり寝ている。
・・・そうなんだよね。
開いた窓から入ってくる暖かい風に吹かれながら、車に揺られると眠ってしまうんだよね。
こういうバスがあるから、危なくて大切な子供を任せられない、と皆マイカーで送迎し、道路が混むのだ。
信頼できるスクールバスの運営は、道路渋滞の解消に一役買うと思う。
Posted by てんも at 07時59分 パーマリンク
2006年05月29日(月)
布団干し [タイで生活]
毎日のように雨が降っているこの季節には珍しく、久しぶりの強烈日光だった。
だから急いで布団を干した。
布団というのは薄い掛け布団で、じゅうたん代わりに床に敷いたり、抱き枕代わりに抱きかかえて寝たり、敷布団の上に敷いてフワフワ感を出したり、と万能に使える便利な布団のこと。
干しながら考えた。隣の建物や、上から見下ろせる一軒屋で布団を干している家がまったくないのはどうしたことか。
ベッドを使用しているのならば干すのも大変だけれど、敷布団くらいはたまには干してもいいのではないか??
今日は少し風もあったので、洗濯物もすっきり乾き、布団も軽くなった。おかげさまで、気分もすっきり!!
今週一週間気分よく過ごせそうな予感。
Posted by てんも at 07時42分 パーマリンク
2006年05月28日(日)
並木の不適正な間隔 [アメージングタイランド]
ジョギングから戻ったぷーちゃんが怒っていた。
あれじゃ、走りづらくて仕方ない
と言う。
家の周囲の歩道にいっせいに木を植え始めているのだ。
とても不自然な間隔で。木と木の間隔は5mしかない。
だから今、歩道には掘り出された土があちこちで小さな山となり、通行の障害になっている。
素人が見ても、この間隔は狭すぎるだろう、ということが分かる。
木々がにょきにょき伸びる、自然豊かなこの土地で、大人の背丈より少し高いほどの木を5m間隔で植えたらどうなるか?
成長した木の根のおかげで、半年もしないで、道路はタイルごと盛り上がるだろう。
大きくなりすぎた木が歩道を歩く・走る通行人の障害となるだろう。
そして最終的には、並木道の間引きまたは植え替えが必要となるだろう。
それが分かっていて、なぜ植える?
・・・予算が余ったのだろうか?それとも、庭師のみなさんのお仕事確保?
Posted by てんも at 08時07分 パーマリンク
2006年05月27日(土)
拾う神に救われた [タイで生活]
激動の一日だった。仕事で失敗をした。
どの業種でも同じだと思うけれど、形のない「サービス」を提供していると、特に感じることがある。
それは、お客さんが買ってくれるのは「サービス」の内容だけではなく、サービスを利用することによって得られる「信頼感」「満足感」「安心感」などの心地良い感情なのだ、ということ。
だからこそ、一つの失敗によって、提供したサービス全体に対する信頼が一瞬で失われてしまう。それまでその仕事にかけたエネルギーも、無になってしまう。
質の良いサービスを提供しているのだ、という自分自身の自信と誇りも、ガラガラと音を立てて崩れる。自分の能力に対する不安が頭を持ち上げる。
がっくりしながらも、必死で考えた。ミスをして落ち込んでいるだけでもしょうがない。この失敗から何を学べるのか?
「ピンチの時こそプラス感情」
という最近気になった言葉をつぶやきながら、頭を回転させた。
そして分かった今日のミスの原因。これは今の私がもう一つ上のレベルに進むためのハードル。技術的というよりは精神的な部分で、私に足りないものがあった。今からはその欠点を意識していこう。
そんなこんなで、かなり消耗した一日だったけれど、最後の最後にとても嬉しいことが立て続けに起こって、嬉しい驚きだった。これで元気が出たから、明日からまた全力で仕事に取り組もう。もう決して、クライアントを不安な気持ちにさせないように。私自身と会社が成長していくのだ。
Posted by てんも at 00時59分 パーマリンク
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