タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年05月13日(土)

やっと見つけた [タイで生活]

ここしばらく、どうもすっきりしない気分だった。
100の野望その他、細かい目標となるものはあっても、「人生における大目標」が定まらなかったのだ。

細かい目標も、実現するとなるとそれほど簡単ではない。けれどそれらはあくまで、「実現すると嬉しい、楽しいおまけ」の位置づけであり、最終目標として設定して「あれに向かってがんばろう!」と燃えることができるほどの力は持っていなかった。

それが、先ほど信頼するファイナンシャル・プランナーの先生にメールを書く中で相談事として書いているうちに、あっけなく答えが出てしまった。
答えは自分の中にあったのだけれど、それが具体的な言葉として出てこなかったのだ。

言葉にならない「感覚」は実感することができないから、自分の中で消化不良をおこしてしまっていた。
今日、やっと、言葉として形にすることができた。

瓦そばを送ってくれたわがFP、平田先生に大感謝である。
平田先生のユーモアあふれるマネーに関する楽しい記事は、オールアバウトでも読むことができる。平田先生は、他人の夢をかなえるお手伝いができるこの仕事が天職だと思う、とインタビュー記事でおっしゃっていた。こういう素敵な方との出会いがあるから、人生って楽しい。

Posted by てんも at 17時34分   パーマリンク

2006年05月12日(金)

部屋の明るさという些細なこだわり [タイで生活]

以前日系企業で社長秘書として働いていたことがある。
入社初日に感激したのが、オフィスの明るさ。昼間、太陽がギラギラ光っている時間にも、スイッチを入れれば肉眼で明らかに分かるほど、部屋が明るくなる。

オフィスにはこのくらいの明るさがないとね。と感激したことが強く印象に残っていて、自分達の事務所の設計段階での私の注文はただひとつ。

「とにかく明るく」
目安はセブンイレブンのあの明るさ、とお願いして、満足のいく明るさになった。

しかし、ぷーちゃんのお父さんお母さんはあきれ気味。
そこまで明るくしても電気代の無駄。と思っていたようだ。
それもそのはず。タイの一般家庭はとにかく暗い。
歩いて物にぶつからない程度に明るい。というだけで、あの明るさは本を読むことを考えていない。

今暮らしているコンドミニアムも最初はとても暗かった。
あまりに暗いので、丸い蛍光灯ひとつだったところを付け替えて、長い蛍光灯を2本にしてもらい、ようやく本が読める明るさになった。

ぷーちゃん実家は相変わらず暗い。
しかも、クーラーがよく冷えるように、と、遮光カーテンを閉めるものだから、さらに真っ暗。
私はその暗さが我慢できなくて、行くといつもカーテンを開けてしまう。全開は申し訳ないので、半分ほど開く。
外の明かりが入ってきて、やっと息ができる。というかほっとする。

些細なことだけれど、大切なこと。っていうのが、それぞれにあるから、やっぱり別居でよかった。

味噌汁の冷めない距離が理想だというけれど、それは本当にその通りだと思う。

Posted by てんも at 00時00分   パーマリンク

2006年05月11日(木)

桜ティーと見上げる山の頂上 [タイで生活]

画像(320x240)・拡大画像(512x384)

4月の日本短期滞在では、友人宅に宿泊させてもらった。
小さなお嬢ちゃんもいるご家庭で、忙しく生活しているのに、快く迎え入れてくれた。
友人が用意してくれていたのが、桜の季節にふさわしい、さくら餅。ほのかの甘みが体の疲れを癒してくれた。

その友人がお土産に持たせてくれたのが、桜ティー。
桜の香りのする紅茶。 砂糖を入れて飲むと、あの日食べたさくら餅を思い出す。

話は変わって、私のタイ語翻訳者としての師であり、人生の師
でもある方は、その膨大な知識、経験、しなやかな感性、人生を楽しむ姿勢、全てが偉大で、心の底から尊敬できる方である。
しかし、偉大さゆえに、師の立っている山の頂上はあまりに遠く、いくら歩いても、そのふもとにさえたどり着けない、と思ってしまうこともある。

一日の仕事量、情報処理能力も比較にならない。
昨日は、わが身を振り返り「私は一日中一体何をしているのだろう?」とがっくりしてしまった。昼間は仕事に集中できる環境を与えられているというのに、私は師の100分の1も仕事ができていないのだ。

でも、大丈夫。そんな時には、桜ティーである。
一息入れて、考える。あせっても仕方ない。
何しろあの方は、私が生まれる前から仕事をしていたのだ。

余計なことは考えず、前を向いて進んでいくのだ。

Posted by てんも at 12時13分   パーマリンク

2006年05月10日(水)

好奇心と混乱と安定と [タイで生活]

新しいことにチャレンジするというのは、今までの快適な環境から飛び出すということで、なかなかに勇気がいる。
それでも、何かが始まりそう、というワクワクに後押しされて、一歩を踏み出すことは私にとっては楽しいこと。

逆に私が苦手なのは、自分の居場所を改革すること。
新しい外の世界に出かけていっても、戻ってくる場所は自分にとって慣れ親しんだ場所であった欲しいのだ。

だから私はともすると、洞窟からでかけて洞窟に戻る、そんな生活を安定で、快適と信じ込んでしまう傾向がある。

ところがぷーちゃんはまったく逆のタイプで、まずは自分の居場所をより快適なものへ変えて行くことに情熱を注ぐタイプ。
その過程で、試行錯誤を繰り返すことに積極的なのだ。
新しいシステムを導入したり、新しいマシンを入手したり。
それらが完全に新しい仕組みとして成立するまでには一時的に混乱が生じる。使い方を間違えたり取り付け方を間違えたり。
何か違うぞ、と思いながらいろいろと調整を重ねて、最終的に以前よりも快適な環境が出来上がる。
しかし、その環境にも決して満足せず、興味深い情報をキャッチすると、自分の生活に取り入れるべきか、慎重に判断してGOと思えば、破壊と再生の作業を繰り返すのだ。

私は、たとえ、より快適な時が待っている、と分かっていても、その前に一時的に作業が不可能になったり、以前使用していたものが使用できなくなったり、という混乱が生じるのが嫌で、変化を嫌ってしまうのだけれど、本当は好奇心を持っていろいろなことにチャレンジすることも大切なんだよな、とぷーちゃんを見ているとそんなことを思ったりもする。

Posted by てんも at 07時37分   パーマリンク

2006年05月09日(火)

楽しいお茶生活 [タイ料理]

画像(180x135)・拡大画像(512x384)

お茶セット 300バーツ

最近の日本食ブーム→おいしグループのおかげの緑茶ブーム
の流れで、お茶の専門店なんてものも登場した。
8年前、タイで暮らし始めたばかりの頃に、飲み物も食べ物も全てが甘く感じられて、砂糖なしのヨーグルトや麦茶パックが欲しいよぉと半泣き状態になったのは遠い昔のこととなった。

甘くないお茶専門店が登場して、そこでお茶の試飲までさせてくれるなんて。うっとり。
そこでもらってきたパンフレットによると、チェンライで栽培しているお茶もあるらしい。

すでに美味しいウーロン茶とジャスミン茶を確保してあるので、せっかくなら気分を出してみようと、急須と湯のみを買って来た。

湯のみは日本のものより小ぶりで、一口サイズ。
これが結構便利で、熱々のうちに飲めてしまう。もう一杯!とお代わりすると、急須のお茶はまだ熱々。
今まではタイのお茶愛好家を真似て、マグカップにお茶の葉を突っ込んでお湯を注いで飲んでいたけれど、それだと飲める温度に下がってから飲み始めると最後の方は完全に冷めてしまっていた。
急須は保温性が高いらしい。タイの暑さだから余計にそうなのかもしれないけれど、最後の一杯まで温かいうちに楽しめるとはうれしいことである。

ちょっと気になるのが、急須の蓋を本体と結んでいる赤い糸。展示用に落ちないように結んであるのかと思ったのだけれど、とてもしっかり結びつけてあって、それがきれいな飾り結び。はさみを使わないと切ることができない。
そのまま使うんじゃないの?という意見を採用してそのまま使っているけれど、洗うときなどちょっと不便。やっぱりこの糸は切るのだろうか?

Posted by てんも at 05時11分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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