タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年05月29日(月)

布団干し [タイで生活]

毎日のように雨が降っているこの季節には珍しく、久しぶりの強烈日光だった。
だから急いで布団を干した。

布団というのは薄い掛け布団で、じゅうたん代わりに床に敷いたり、抱き枕代わりに抱きかかえて寝たり、敷布団の上に敷いてフワフワ感を出したり、と万能に使える便利な布団のこと。

干しながら考えた。隣の建物や、上から見下ろせる一軒屋で布団を干している家がまったくないのはどうしたことか。
ベッドを使用しているのならば干すのも大変だけれど、敷布団くらいはたまには干してもいいのではないか??

今日は少し風もあったので、洗濯物もすっきり乾き、布団も軽くなった。おかげさまで、気分もすっきり!!
今週一週間気分よく過ごせそうな予感。

Posted by てんも at 07時42分   パーマリンク

2006年05月28日(日)

並木の不適正な間隔 [アメージングタイランド]

ジョギングから戻ったぷーちゃんが怒っていた。
あれじゃ、走りづらくて仕方ない
と言う。

家の周囲の歩道にいっせいに木を植え始めているのだ。
とても不自然な間隔で。木と木の間隔は5mしかない。
だから今、歩道には掘り出された土があちこちで小さな山となり、通行の障害になっている。

素人が見ても、この間隔は狭すぎるだろう、ということが分かる。
木々がにょきにょき伸びる、自然豊かなこの土地で、大人の背丈より少し高いほどの木を5m間隔で植えたらどうなるか?

成長した木の根のおかげで、半年もしないで、道路はタイルごと盛り上がるだろう。
大きくなりすぎた木が歩道を歩く・走る通行人の障害となるだろう。

そして最終的には、並木道の間引きまたは植え替えが必要となるだろう。
それが分かっていて、なぜ植える?

・・・予算が余ったのだろうか?それとも、庭師のみなさんのお仕事確保?

Posted by てんも at 08時07分   パーマリンク

2006年05月27日(土)

拾う神に救われた [タイで生活]

激動の一日だった。仕事で失敗をした。

どの業種でも同じだと思うけれど、形のない「サービス」を提供していると、特に感じることがある。
それは、お客さんが買ってくれるのは「サービス」の内容だけではなく、サービスを利用することによって得られる「信頼感」「満足感」「安心感」などの心地良い感情なのだ、ということ。

だからこそ、一つの失敗によって、提供したサービス全体に対する信頼が一瞬で失われてしまう。それまでその仕事にかけたエネルギーも、無になってしまう。

質の良いサービスを提供しているのだ、という自分自身の自信と誇りも、ガラガラと音を立てて崩れる。自分の能力に対する不安が頭を持ち上げる。

がっくりしながらも、必死で考えた。ミスをして落ち込んでいるだけでもしょうがない。この失敗から何を学べるのか?
「ピンチの時こそプラス感情」
という最近気になった言葉をつぶやきながら、頭を回転させた。

そして分かった今日のミスの原因。これは今の私がもう一つ上のレベルに進むためのハードル。技術的というよりは精神的な部分で、私に足りないものがあった。今からはその欠点を意識していこう。

そんなこんなで、かなり消耗した一日だったけれど、最後の最後にとても嬉しいことが立て続けに起こって、嬉しい驚きだった。これで元気が出たから、明日からまた全力で仕事に取り組もう。もう決して、クライアントを不安な気持ちにさせないように。私自身と会社が成長していくのだ。

Posted by てんも at 00時59分   パーマリンク

2006年05月26日(金)

不定期お食事会 [タイで生活]

数ヶ月に一度、会社勤めをしていた時のお友達と一緒に食事をしている。
全員日本人で全員別の会社に勤務している。
でも、元は全員同じ会社にいた。

1人はまだその職場で頑張っている。
1人は一度日本に戻った後、実力を買われてタイに呼び戻されて急成長中の工場を任されている。
1人は独立してタイで小さな会社を経営している。

普段はまったく接点がないけれど、たまに顔をあわせておいしいご飯を食べて、何気ない会話で笑い転げる。
それがとても楽しいのだ。

今日はスペシャルゲストとして、前職場で私が一番仲良しだったタイ人の女の子が参加。彼女もすでに退職して自分でビジネスをはじめている。

彼女が退職するに至った、いや、退職せざるを得なくなったのには、いろいろな事情があるらしい、ということは風の噂で聞いていた。でも、彼女はそのことについて語らなかった。私も興味がなかった。
今、目の前にいる彼女が明るく笑って、幸せそうであればそれでいい。

過ぎてしまったことは過ぎてしまったこと。
過去の出来事にとらわれているよりも、私達には「今」と「これから」の方が大事。
そんな考え方が似ているからこそ、気が合ったのだ。

彼女が会社を辞めて、自分のビジネスを始めてから3ヶ月。
何事もスタートはとても大変。
車を売った、と聞けば、目の前で笑っている彼女が立ち向かっている試練が想像できる。
でも、大丈夫。彼女だったら絶対にやり遂げる。それだけの力を持っているのだから、大丈夫。
心の中で大声でエールを送った夜だった。

Posted by てんも at 00時51分   パーマリンク

2006年05月25日(木)

仕事をする時の顔 [アメージングタイランド]

翻訳という仕事をしている。
私にとっては最高に楽しい作業。
自分の中に眠っている言葉達やオンラインの世界に溢れている言葉達の中から最適な言葉を探し出して文章にしていく作業は、ぴったり当てはまる言葉が出てきたときに、ジグゾーパズルのピースを探し当てたようで、ワクワクする。

繰り返すけれど、そんな作業をしているとき、私は楽しいのだ。
だけど、仕事をしている時の私の顔は決して笑ってはいない。

それがタイの友人達には心配だったらしい。
会社勤めをしていたとき、PCを見つめて「真面目に」仕事をしている私に、友人がよく声をかけてくれた。
「なにを深刻そうな顔しているの」
「そんなに考え込まない方がいいよ」

いくら真面目に仕事中だといっても、笑顔をなくしてまで仕事をするのは、よくないのかしら。さすが、微笑みの国だわ。と、変なところで感心したことを覚えている。

わがスタッフのウムも、私と同じ種類の人間。
PCに向かってプログラミングしている時の彼女は、ものすごく真剣な顔つき。
学生時代は友人に「なんでそんな怖い顔しているの」と言われたらしい。

せめて、仕事の合間には笑顔で雑談しよう、と心がけていたあの頃のことを、ふと思い出した。

Posted by てんも at 07時42分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
連絡先:
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