2006年05月10日(水)
好奇心と混乱と安定と [タイで生活]
新しいことにチャレンジするというのは、今までの快適な環境から飛び出すということで、なかなかに勇気がいる。
それでも、何かが始まりそう、というワクワクに後押しされて、一歩を踏み出すことは私にとっては楽しいこと。
逆に私が苦手なのは、自分の居場所を改革すること。
新しい外の世界に出かけていっても、戻ってくる場所は自分にとって慣れ親しんだ場所であった欲しいのだ。
だから私はともすると、洞窟からでかけて洞窟に戻る、そんな生活を安定で、快適と信じ込んでしまう傾向がある。
ところがぷーちゃんはまったく逆のタイプで、まずは自分の居場所をより快適なものへ変えて行くことに情熱を注ぐタイプ。
その過程で、試行錯誤を繰り返すことに積極的なのだ。
新しいシステムを導入したり、新しいマシンを入手したり。
それらが完全に新しい仕組みとして成立するまでには一時的に混乱が生じる。使い方を間違えたり取り付け方を間違えたり。
何か違うぞ、と思いながらいろいろと調整を重ねて、最終的に以前よりも快適な環境が出来上がる。
しかし、その環境にも決して満足せず、興味深い情報をキャッチすると、自分の生活に取り入れるべきか、慎重に判断してGOと思えば、破壊と再生の作業を繰り返すのだ。
私は、たとえ、より快適な時が待っている、と分かっていても、その前に一時的に作業が不可能になったり、以前使用していたものが使用できなくなったり、という混乱が生じるのが嫌で、変化を嫌ってしまうのだけれど、本当は好奇心を持っていろいろなことにチャレンジすることも大切なんだよな、とぷーちゃんを見ているとそんなことを思ったりもする。
Posted by てんも at 07時37分