2006年04月18日(火)
パン屋さんの決断 [アメージングタイランド]
ピザカンパニーや、ブラックキャニオンなどに囲まれて、
いまいちパッとしないパン屋さんがあった。
タイのパンを代表する
イースト菌の良い香が全くしない
それどころか、防腐剤だかなんだか知らないけれど、吐き気を催すようなひどい匂いがする
パンとは言えないパンを置いている割に値段は結構高かったので、うちでは全く利用していなかった。
先日、そのパン屋さんが大変身を遂げた。
なんと、販売するパンの種類を1つに絞っていた。
思い切った決断である。
パン屋さんが選んだのは、メロンパンのコーヒー味版。
そう、バンコクで人々がわざわざ列を作って並んで買うという、噂のローティー・ボーイに「似ている」パンである。
ローティー・ボーイでは「ない」。
ローティー・ボーイに「似た」パンだけ並べて売る。
その勇気にまずは脱帽。
と同時に、いつまでもつんだろうか、という不安も。
オシャレなバンコクっ子の間で好まれているというローティー・ボーイだって、その寿命はそれほど長くないと思う。
熱しやすく冷めやすいのは日本と同じかも。
それなのに、ローティー・ボーイの存在すら知らないチョンブリ地区の人を相手に1個25Bのパンがどれほど売れるのだろうか・・・??
ちなみに私は1個食べてもおなかいっぱいにならず、10Bならまた買うけれど、25Bだと多分もう買わないと思った。
パン屋さんの健闘を祈る。
Posted by てんも at 07時43分