2006年04月24日(月)
アカデミック・ママの一時帰国 [アメージングタイランド]
懐かしい人に会った。
以前ブログでちらりと書いた、アカデミック・ママである。
ご主人と小学3年生と1年生の姉妹を残して、博士号取得のためにカナダ留学へと旅立ったご近所さんである。
そういえば、ソンクランの時期に一度帰ってくるって言ってたっけ。と、思い出す。
とても元気そうで、休暇が終わったら再びカナダに戻る、と言う顔はイキイキしていた。
自分のキャリアのために、軽々と海を越える彼女のような生き方もあるのだな、世界は広いな・・・。
アカデミック・ママと別れると今度は小学1年生の男の子とそのママに会った。もうすぐパパが仕事から戻ってくるから、
「ピーカブー」をするために待っているのだという。
「ジャ・エー」ではないのだ。
この子は両親のアメリカ留学について行き、アメリカで言葉を習得した。帰国して2年になるけれど、いまだにタイ語には拒否反応をしめし、両親との会話もすべて英語である。アメリカにいる当時まだ赤ちゃんで言葉を話さなかった妹は、現在流暢なタイ語を話す。
家族全員で留学に行く、というのもまたひとつの手段。
本当に、いろんな生き方があるな。
大切なのは、自分たちで考えて選んだ道を納得して進むことなんだと思った。
Posted by てんも at 00時01分 パーマリンク
2006年04月21日(金)
おかげでコストが分かってしまった話 [アメージングタイランド]
数年前にバンコクで大流行し、その後時間をかけて東部地方にも広まってきたタピオカパール入りドリンク(チャー・カイムック)という飲み物がある。
普通のアイスティーやアイスコーヒー、またはお好みでタロイモとかストロベリーとか、とにかく甘いジュースの中に大粒のタピオカが入っていて、太いストローで飲む、という飲むオヤツのようなドリンク。
シーラチャ近辺で一番よく見かけたのは2年前だと思う。
あっという間に広まり、結構早く流行が終わった気がする。
今では主役の座をアイスコーヒーに奪われてしまった。
最近、そのタピオカ入りドリンクの新たなバージョンが登場し、飛ぶように売れている。
今までの、ただのジュース、ただの紅茶とは異なり、今回のはカキ氷をミキサーでさらにガリガリに砕きシェイク状にしたチャーイェン・パン、カフェーイェン・パン、にタピオカが入っている。
のどごしさわやかで、暑い夏にぴったりの飲み物。
しかもこのドリンク、なんと10Bで売っている。
おかげでコストが分かってしまった。
初代のタピオカドリンクは20Bで販売されていた。
誰もが「ちょっと高いな」と思いつつも、流行の飲み物だし、おいしいから、と買っていたと思うが、やはりあれはかなり高い価格設定だったのだな、と振り返って思う。
Posted by てんも at 08時09分 パーマリンク
2006年04月19日(水)
タイの犬はなぜ車の下が好きなのか [アメージングタイランド]
ほんとに、なぜか車体の下が好きなのだ。
駐車場には必ず、車の下で寝そべる犬達が。
「どけ、どけ〜い」
と言いつつ車に近づくと、
「なんだよ〜。車を動かしちゃうのかよ〜」とでも言いたげな、うらめしい顔でこちらを見る。
そして会社前をうろつく守衛犬兼野良犬は、車のエンジンを切る前にすでに車の下にもぐりこんでいる。
エンジン切った直後の車の下は、暑くないのだろうか??
謎は深まるばかりである。
この犬は、おじいちゃんがもらってきた。
「ピンク色のキレイな犬がいるからもらってきたぞ」と言いながら。
どこがピンク?
家族中のブーイングを受けながらたくましく育っている可愛いやつである。
Posted by てんも at 10時25分 パーマリンク
2006年04月18日(火)
パン屋さんの決断 [アメージングタイランド]
ピザカンパニーや、ブラックキャニオンなどに囲まれて、
いまいちパッとしないパン屋さんがあった。
タイのパンを代表する
イースト菌の良い香が全くしない
それどころか、防腐剤だかなんだか知らないけれど、吐き気を催すようなひどい匂いがする
パンとは言えないパンを置いている割に値段は結構高かったので、うちでは全く利用していなかった。
先日、そのパン屋さんが大変身を遂げた。
なんと、販売するパンの種類を1つに絞っていた。
思い切った決断である。
パン屋さんが選んだのは、メロンパンのコーヒー味版。
そう、バンコクで人々がわざわざ列を作って並んで買うという、噂のローティー・ボーイに「似ている」パンである。
ローティー・ボーイでは「ない」。
ローティー・ボーイに「似た」パンだけ並べて売る。
その勇気にまずは脱帽。
と同時に、いつまでもつんだろうか、という不安も。
オシャレなバンコクっ子の間で好まれているというローティー・ボーイだって、その寿命はそれほど長くないと思う。
熱しやすく冷めやすいのは日本と同じかも。
それなのに、ローティー・ボーイの存在すら知らないチョンブリ地区の人を相手に1個25Bのパンがどれほど売れるのだろうか・・・??
ちなみに私は1個食べてもおなかいっぱいにならず、10Bならまた買うけれど、25Bだと多分もう買わないと思った。
パン屋さんの健闘を祈る。
Posted by てんも at 07時43分 パーマリンク
2006年04月06日(木)
砂山に登って遊んではいけません [アメージングタイランド]
小さい頃、工事現場の近くに地面を掘り出した土が積まれて山になっていた。
親から、近くに寄ってはいけない。ましてや、登って遊んだりしては絶対にいけない、ときつく教えられた。
砂山は、崩れたら中に埋もれてしまって危険なのだと。
それを信じて大人になった。
今、建設ラッシュであちこちに工事用の砂山が出現している。
タイ人は、この砂山で平気で子供を遊ばせている。
小さな子供は楽しそうに砂山に登っている。
ものすごく高い山である。ビルの3,4階まで届きそうな高さで、崩れたら「なだれ」が起きそうな規模である。
子供だけでこの山で遊んでいる。
犬もこの山のてっぺん近くに穴を掘って昼寝している。
砂山が、人々の生活に普通に溶け込んでいるのだ。
そして。
先日砂山に壁画を描くアーティストを発見。
上半身裸、短パンの普通のおっさんである。市場に買い物に来たついでに砂山に落書きして遊んでいるのだ。本業はペンキ屋さんなのかもしれない。
彼はスラスラと砂に絵を描いている。
あまりに見事な絵に、見物人も集まってきた。
翌日同じ場所を通りかかったので、残っていた絵を思わず激写。
ぜひ、拡大してご覧ください。
Posted by てんも at 01時30分 パーマリンク
【 過去の記事へ 】