2006年05月16日(火)
お客様の来社 [タイで仕事]
珍しく、オフィスにお客様がやってきた。お客様といっても翻訳業務に直接の関係はないのだけれど、弊社がお手伝いできる分野のご相談にみえたのだ。
ビジネスをスタートしたばかりで希望に燃えている姿はすがすがしく、話をしていてとても楽しかった。
異業種に学べ、という言葉があるように、分野の異なる人の仕事の進め方、考え方というのは大変勉強になった。
また、ビジネスに関わる姿勢というのは、どの分野にも共通しているのだな、と実感もした。
同じ仕事をするのならば、お客さんが喜んでくれると同時に自分も嬉しくなる仕事がいい。
今日のお客さんの目は「自分に誇れる仕事をしていくのだ」という決意に輝いていて、心から応援したくなった。
頑張っている人とのエールの交換ができて、とても良い時間を過ごすことができた。
Posted by てんも at 15時45分 パーマリンク
2006年05月03日(水)
三井住友銀行の謎 [タイで仕事]
取引銀行として利用開始したとたんに
業務停止命令なんて受けている三井住友銀行に関する謎。
英語では、三井ではなく、住友が先に来る。
SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION
略称はSMBC。
タイ語でも、スミトモ・・・で始まっている。
でも、日本語では三井住友銀行。
なんで?
Posted by てんも at 19時41分 パーマリンク
2006年05月02日(火)
タイと日本は近くてよかった [タイで仕事]
仕事の関係で知り合ったタイ人女性は、50歳半ば。
外見はタイとアメリカのハーフにしか見えない。
しかし、正真正銘の100%タイ人である。
でも顔はすごくアメリカ人ぽい。
お化粧のせいだろうか。
彼女の立ち居振る舞い、「オゥ」と大げさに肩をすくめる仕草、言葉の半分ぐらいが英単語になっている不思議な話し方、それらが彼女の外人オーラの元になっているようだ。
それもそのはず。彼女は20代でアメリカに嫁ぎ、それ以来一度もタイに帰って来たことがなかったという。
実に30年ぶりのタイ帰国。
だからタイ語よりも英語の方が口がなめらかで楽に発音できるらしい。
30年一度も故郷に帰らずに異国で暮らす。
しかも、最初のご主人とは死に別れ、再婚している。
一昔前、外国人と結婚して外国に暮らすということは、こういうことだったのだろう。
家族とはもう2度と会えないかもしれない、という決意を胸に海を渡ったのだろう。
飛行機で10時間以上かかるアメリカはやっぱり遠いのだと思う。妹に連れられて初めてMKスキーを食べてきたという彼女は「アロイ」と微笑んだ。そのおどけた様な顔と彼女の周りで笑う妹家族の優しそうな笑顔に救われた。
彼女が久しぶりのタイを楽しめますように。
タイと日本は飛行機でたったの6時間。
今の時代に生まれて、結婚相手がタイ人でよかった。としみじみ思った出来事だった。
Posted by てんも at 01時36分 パーマリンク
2006年04月30日(日)
1年に1度の昇給の季節 [タイで仕事]
わが社では毎年の4月を昇給の時期としている。
昨日が新しい給料で支給した最初の日。
心なしか、みんなの顔もいつも以上にニコニコ。
一般的に言って、若いタイ人従業員の場合、3%とか4%とかの率で昇給していくと、毎年の昇給が数百バーツにしかならない。
しかし、そこに昇格が加わると、一気に給料がアップする。
たとえば、ある会社では、こんなシステムになっている。
初任給8000バーツで入社して、2年間スタッフとして働いた後、スーパーバイザーに昇格すれば、スーパーバイザーのスタートは12000バーツ。一気に3000バーツほどの昇給が実現できる。
でも、数多いスタッフの中で昇格できるのはほんの一握り。
昇格できなかったスタッフは涙を呑んで、数百バーツの昇給に甘んじる・・・わけがなくて、それまでの経験を売りに、別の会社でもっと上の地位、もっと多い給料を目指す。
そういう構造なので、タイ人は転職が多い、というのも一概に転職する人だけを責めるわけにはいかない。
さらには、その職場がどれだけ働きやすいか、働きがいがあるか、そういう要素だって重要なのだから。
さて、今年のわが社は、以前からスタッフの頑張りに見合うように
「これくらいは出してあげたい」
と考えていた額があったので、いろいろ検討した結果、そこに落ち着いた。
数千バーツのアップと言うわけにはいかないけれど、そこそこのアップ。
まだまだ、「それくらいは自分で解決してほしい」っていうところで「できません」とあきらめるのが早かったり、
まさかと思うところで妙なミスをされてびっくり仰天させられたり、いろいろあるけれど、それでも彼女達は本当によく働いてくれている。
仕事が終わらなければ、家に持ち帰ってやってくる。
忙しい時期には言わなくても休日出勤してくれる。
しかも、それを当然のことと思っている。
そんな彼女達に支えられて、ここまで来たな、と感謝の思い。
また1年間頑張って、来年はもっともっといっぱい給料を支払えるように、会社も頑張らないといけないし、彼女達自身も成長しなければいけない。
そして、その両方を実現させるためには、私自身ももっともっと大きく成長しなくてはいけない。
そんな決意を新たにした。
Posted by てんも at 20時12分 パーマリンク
2006年04月14日(金)
時間効率を最大限に高める [タイで仕事]
自分が3人いたらな、と思う。
料理や家事担当の自分。
子供の勉強をみたり、本を読み聞かせたりする育児担当の自分。
そして、ビジネスに全力投球する自分。
それぞれの自分が役割をローテーションしていくことで、かなり充実した生活になると思う。
でも、現実にはそんなことはできないわけで。
それでは、どうするか。やりたいこと、やるべきことは山積み。
そして時間は誰にも平等に1日24時間。
睡眠時間を削ると、昼間の作業能率が落ちることも分かっている。
たどり着いた結論が、時間効率を最大限に高めること。
一分一秒を最大限に有効に使えば、自分が3人いなくても、両立はできる。
仕事をしている時、掃除をしている時、今以上に集中力を高めて、効率よくこなしていけばいいのだ。
Posted by てんも at 10時47分 パーマリンク
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