タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2007年03月09日(金)

タイ人経理担当者向け簿記試験 [タイで勉強]

画像(320x226)・拡大画像(640x452)

ヨレヨレで到着した成績証明書

昨年末に、盤谷日本人商工会議所とタイ工業連盟事務局共催の「タイ人経理担当者向け簿記試験」があった。
タイ人でも経理担当者でもないのだが、受験資格は特に規定されていなかったので、受験してみた。初級試験は日商簿記3-4級レベル相当ということで、商業簿記の基礎の基礎。経理の勉強を始めたばかりの私にはちょうど良いレベルだった。

成績優秀者には成績証明書が授与されるということだったが、半年経ってようやく到着したそれは、無造作に封筒に入れられてきたために、ヨレヨレ。でも嬉しいから額縁に入れてオフィスに飾ろうと思う。

運良く成績証明書をいただけたとはいえ、師からは
「あんな簡単な試験でなぜ満点を取らないか」と有難いお叱りの言葉。まだまだ精進が足りない・・・。

中級試験は棚卸資産管理、土地・建物・資産の記帳、減価償却会計等らしい。ちょうど勉強中の「経理中級」の内容に相当するのかもしれない。公開大学の2年生に進級して、こちらの試験は4月末。

Posted by てんも at 00時01分   パーマリンク

2006年10月29日(日)

試験監督 [タイで勉強]

今日は学期末試験の日だった。

日本でも試験はいろいろ体験した。入学試験はもちろんだけれど、そろばんや英検でも、見知らぬ試験会場に出かけて見知らぬ試験監督の指示に従って試験を受けた。そこには一種独特の雰囲気があり、空気がピーンと張り詰めていた。

タイの試験も同様に緊張感が漂っているのだけれど、その緊張感がどうもゆるいのだ。なぜゆるいのかな??と考えてみて、その原因は試験監督者にあるのだということが分かった。

試験中、部屋の前を通る関係者や隣の部屋の試験監督者が差し入れを持ってくるのだ。もちろん受験者にではなく、監督者にである。彼らは開け放してあるドアからフラッと入って来ては、食べ物を差し出す。
「ジュース飲む?」
「ほら、マンゴー食べなさいよ」
試験監督者も当然のようにそれを受け取り、机の上において食べながら試験監督をする。

この「食べ物の差し入れ」という見慣れた光景が受験者の緊張を適度にほぐしてくれたような気がする。

しかし厳しいところはきっちり厳しくて、黒いズボンをはいてきた女の子が「許可は取りましたか?」と聞かれていた。オープン大学なので通常は自宅学習なのだが各会場で実施される学期末試験は学生らしい服装で受験しなければならないのだ。さすがに通学生の大学のように黒スカートに白シャツの女学生ルックをする必要はないのだが、女性はスカート着用が基本なのだ。あらたまった場所では女性はスカートが基本ということだろうか。

Posted by てんも at 20時53分   パーマリンク

2006年10月23日(月)

やはりチャレンジすることにした [タイで勉強]

そろそろまたまた学校の試験がやって来る。
実は今回の試験はパスしようかと思っていた。
どうしても今年中に完成させたい巨大プロジェクトを抱えていて、それが何かの片手間にはできない仕事なのだ。
真正面から全力で、勢いつけて取り組まないと到底終わらない手ごわい仕事なのだ。
今はその仕事を自分の本業として考えている。だから今まで経理の勉強に当てていた時間も全てそっちの仕事に回した。

そんなこんなで、今回の試験はパスしてこのプロジェクトが終了したら再開しようと思っていた。

でも、昨日なんとなく気が変わった。
プロジェクトの方も強力な助っ人が現れて、とてもよい仕上がりが具体的に想像できるような状態にまでなった。
ちょっとここらで数日間、試験勉強してもいいのかもしれない。そう思いつつテキストをパラパラめくってみて驚いた。
15課まであるテキストの5課まで書込みがあったのだ。内容は全然覚えていなかったし、そこまで読み進めていたことすら忘れていたけれど、数ヶ月前にプロジェクトをスタートさせる前にやってあったらしい。もったいないじゃないか。完全に忘れているとはいえ、きっと頭のどこかに少しは残っているはず。
だからやってみることにした。久々の試験勉強スタートである。

Posted by てんも at 08時12分   パーマリンク

2006年08月07日(月)

母国語の強み [タイで勉強]

母国語のすごさを知ったのは、我が家にUBC(衛星放送)のパラボラが来た時。
それまで、朝はタイ語のニュースを聞いていた。起きると誰かが何かを話している音が聞こえる。「起きた」と思った瞬間に、それらの音が声に変わって内容が頭に入ってきた。
脳が「聞く」準備が出来ないと、タイ語の声は「音」でしかなかった。

そのことに気づいたのはNHKのニュースを日本語で聞くようになってから。驚くべきことに日本語のニュースは起きる前から内容が頭に入ってきた。それがどんなニュースか認識する前から頭がそのニュースを勝手に理解していた。日本語は「音」以前にすでに「声」だった。そしてそれはとても心地よい感覚だった。

その時、母国語のすごさを知った。

ところでタイの経理の教科書は分厚い。著者が読者に語りかけるように書いてあったりするので余計に厚い。1教科が700ページから800ページ前後ある。通信大学で家庭学習が中心だからかもしれない。それもほとんどが理論中心。
先週末の試験はマークシート式が100問出された。60問以上正解で合格。結果は1ヶ月後に出る。前回の試験では簿記の計算問題が多く出題されたのでそれほど感じなかったが、今回のように理論中心になってくると、教科書の隅々から100問出される。今までのサラッと読んで練習問題だけ解いておく、という方法は通用しないような気がする。
そこで今後はサラッと読んでから教科書の隅に日本語でメモを取ることにした。ここで母国語に活躍してもらわないと間に合わない。800ページも読んだら最初の方の内容は忘れてしまうけれど、日本語メモがあれば試験前にサラッと目を通すことができる。この方法でやってみようと思う。
次回試験は10月末。卒業まであと17科目。

Posted by てんも at 11時08分   パーマリンク

2006年08月01日(火)

勉強の仕方 [タイで勉強]

大学でタイ語の勉強を始めたとき、英語の得意な男の子が
「タイ語は文法の勉強からスタートしないからつらい」
と言っていたことがある。
彼は英語のように全ての文に文法的な説明がつく、きっちりした言語が好きだ、と言っていた。理論の勉強から入ってから実践をしたかったのだと思う。

反対に私は、文法のような難しいことはどうでもいいからタイ語が話せるようになりたい、というタイプだったのでタイ語の勉強は最初から楽しくて仕方なかった。三人称単数を気にせずに、覚えた単語がすべての場面でそのまま利用できるなんて、なんて素敵な言語なんだ、と思っていた。

今、経理の勉強をしていても、私はタイ語のテキストが楽しい。分からないままにもいきなり練習問題をはじめて、小さな項目が少しずつ分かってくると、振り返ったときにそれらを結びつけて、「あ、そういうことだったのか」と自分の中で消化することができる。だから私はタイ語をメインに、部分的に分からないところは日本語のテキストを読んでいる。

しかしぷーちゃんは逆。タイ語のテキストは分かりづらいという。全体像をつかんで仕組みを理解してから個別の事例を見たいということで、まずは日本語のテキストを熟読している。確かに日本語のテキストは仕組みの部分の説明がしっかりしていて、その基礎を理解できれば個別の事例にも応用させることができる。

同じ勉強でも方法はいろいろあるんだなぁと面白く思った。

Posted by てんも at 10時34分   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

4

2007


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
連絡先:
タイ語翻訳に関するお問い合わせは、↓のリンク集最後の翻訳会社GIPUまでお願いいたします。

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog

コミュニケーションをもっと快適に タイ語翻訳会社ジーアイピーユー