タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年06月12日(月)

長女の仕事ぶりと末娘の仕事ぶり。 [タイで仕事]

うちのスタッフに、長女代表と末娘代表がいる。
最近、この二人の対比が面白い。

長女組は一度伝えたことはきちんと実行してくれる。ただし、時間がかかる。そして、自力でできない段階になると、そこで仕事をストップさせてしまう。

末娘組は仕事が早い。しかも同時進行で複数の仕事を平気で掛け持ちする。ただしおっちょこちょいでミスも多い。

例えば、仕事が終わって帰る時、スタッフは挨拶代わりに私にワイをしてくれる。
「ピーテンモー サワディーカー」
と言って帰るのだ。

タイムカードを押し終わった時、私が打ち合わせをしていると、長女組は私が話し終わるタイミングを待つ。私が話しに夢中で気づかないと、5分位待っている時もある。
しかし、末娘に「待つ」という言葉はない(笑)
絶妙のタイミングでスルリと会話に割り込んでくる。
「じゃ、お先に失礼しまーす」
特に話の流れをさえぎることもなく、自然に挨拶をして帰っていく。長女組はほっとしてついでに挨拶をして帰って行く。

仕事でも同様。長女組は私の手が空く瞬間を待って、サインが必要な書類を持ってくるが、そういう瞬間はなかなか訪れない。だから仕事が遅れてしまう。
末娘はここでもやはり、待たない。
書類を持ってきて、「サインお願いしまーす」と言う。
その声のかけ方がうまいので、私もタイプする指を休めてサインをしたりする。

先日は郵便局に行った長女組からオフィスに電話がかかってきた。聞くともなしに聞いていたら、「荷物の中身を書く欄があるんだけれど、何を書いたらいいんだろう」という質問らしい。
それに対して末娘はいちいち私に聞くこともせず、自分で考えて的確に答えている。
「中身は本でいいんじゃないの?数量は10ぐらいでいいと思うよ」

末娘のこの要領の良さは、天性のものだと思う。愛嬌があって、憎めない。

それに引き換え、長女の要領の悪さ・・・。
私自身も長女なので、長女組にはぜひともがんばって欲しいものなのだけれど、長女代表スタッフは、まだまだ自分の人生にも迷っている。自分に何が向いているか、分からないという。

プロジェクトを任せても、他人に遠慮してなかなか仕事を依頼できず、計画が遅れる。なんとか殻を破ってもらい、この長女組の隠れた才能を見出して、仕事に生かしてもらいたいと思う。
自分の得意分野の仕事をすることが、一番楽しいことだと思うし、やはり仕事は楽しくやって欲しいから。
がんばれ!長女組!!


Posted by てんも at 11時14分

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てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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